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原聡彦

医療経営指導の専門家

原聡彦(はらとしひこ) / 医業経営コンサルタント

合同会社 MASパートナーズ

コラム

接遇セミナーで講師デビュー!

2012年12月26日

テーマ:院長夫人コーチング~クリニック経営奮闘記~

コラムカテゴリ:ビジネス

私どもの院長夫人コーチングのクライアントでクリニック経営のマネジメントに真剣に取り組んでいる院長夫人のコラムをお届けします。
【院長夫人日々是勉強~クリニック経営のレシピ~】vol.10テーマは【接遇セミナーで講師デビュー!】です。

去る11月18日、一日、6時間に及ぶ「クリニックで今すぐ使える接遇セミナー」に講師として参加しました。100枚ものスライドを作成しました。講義の経験は、大学でのソーシャルワーカーに関するものしかありませんでした。
私は、人前で話すということに自信はないのですが、伝えたいことはたくさんありましたから、コーチに背中を押してもらい、夢もあって、引き受けました。

このセミナー講師のお話をいただいて、一度受けたいと思っていた話し方の講座に通い始めました。
そして、スライドについては、コーチングのコーチ、ITコーチとお二人から指導を受け、以前医師協同組合の奥様人事労務経営塾という講座でご一緒したファイナンシャルプランナーさんにもアドバイスをいただきました。彼らは、プレゼンテーションの機会が多く、経験に基づいた意見を下さることを知っていたのです。こういう発表の場があって切羽詰まっていると、いつもより他者からの指導を受けたいと思う気持ちが強くなり、確かなオバサンである年齢の私でも成長するような気がします。

とはいえ、
大学でのゲストスピーカーを引き受ける時もいつもそうですが、講義の日が近づくと、ひきうけなければよかったと必ず考え、準備不足でない状態で、当日を迎えたことなど一度もないわけです。おまけに緊張状態に陥ります。

今回のセミナーの骨子は、スタッフの患者さんへの接遇力を上げるには、挨拶の練習も言葉遣いも大切だけれど、なんてったってスタッフ間コミュニケーションが潤滑なことが必須よ!大事なこと忘れてない?スタッフ間において、丁寧で優しくて、思いやりのある対応ができる人は患者さんにも心ある接遇をするのです。

患者さんに、美しい声を出せても、笑顔を見せても、患者さんの情報を必要な時にスタッフ間で共有できない状態では、接遇研修をいくらやってもムダなのです。なんて感じのストーリーで、わがクリニックでスタッフ間コミュニケーションの円滑化のための取り組みをたくさんご紹介しました。

私の三年半の経験の中で、スタッフと気持ちよくつきあうために、がんばってきたこと、スタッフががんばってくれたことを振り返り、アウトプットすることで自分たちの日常を振り返ることができ、新しい課題も見つけました。また私にとって大きかったのは、スタッフも講師の一員として加わり、コラボレーションしたセミナーであったことです。

近くにいるけれど距離も必要なスタッフ。この距離が今の私に維持できているのは、共に試行錯誤につきあい、実践し、今回のセミナーをともに作ってくれたこのスタッフのおかげであります。何事も、多くの支援者を得て、形になることを改めて認識し、少しの達成感と、多くの感謝の気持ちがあふれたセミナーとなりました。

最後までお読み頂きありがとうございました。感謝!

この記事を書いたプロ

原聡彦

医療経営指導の専門家

原聡彦(合同会社 MASパートナーズ)

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