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感情コントロールしなくていい!心に余裕を持って恋愛する方法

2021年6月28日 公開 / 2024年2月11日更新

テーマ:恋愛

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

不安やイライラの感情をコントロールできない恋愛事情


彼氏から連絡がない時、
居ても立っても居られない。


「浮気してるのかな?」と
不安になったり、イライラする。


あるいは、


些細なことで彼氏に不満を
ぶつけて喧嘩してしまう。


こういったお悩みは
よくあることです。


そんな女性が恋愛相談で


『感情をコントロール
できるようになりたいです』



『感情をコントロールして
穏やかに過ごしたいです』



『感情をコントロールして
彼氏と喧嘩しないようにしたいです』



と言われます。

感情のコントロールとは何か?


そもそも「感情のコントロール」とは何か?


例えば、仕事にプライベートな感情を
持ち込んでは仕事になりません。


たとえ彼氏と喧嘩をして悲しくても、
グッと耐えて仕事では笑顔で
人と接しないといけない。


そんな人もいるでしょう。


心の中は辛い気持ちなのに
仕事では笑顔で元気に
振る舞わなければいけない。


これを心理学では
「感情労働」と言いいます。


営業スマイルという言葉があるように
特に営業職やサービス業などが
「感情労働」を抱えやすく、
「肉体労働」とは異なる疲労があります。


ここまでのことを踏まえると、
多くの人が考える感情のコントロールとは、


「感情を我慢すること」
「感情を感じないようにすること」


と言えそうです。


ところが、


普段は仕事でお客様に気を遣い、
上司や同僚に気を遣い、
感情労働で疲れている。


そんな中、彼氏にまで、
本当の気持ちを押し殺して
笑顔で接することができますか?


彼氏に対しても感情労働は出来ませんよね。

(恋愛は仕事じゃない!!)

恋愛で感情をコントロールできない理由

どんなにプライベートで辛いことがあっても、
仕事では感情を抑えて振舞うことが
出来るかもしれません。


それは自分にとって
「少し距離のある人」
と関わるからです。


身近な人ではないのです。


自分にとって
「どうでもいい人」に対して、
自分のことをわかって欲しいとは思わない。


だからある程度、
感情を抑えることが出来ます。


ところが、


彼氏という身近な人には
「私のことをわかって欲しい!」



そう思うものは自然なことです。


日常の人間関係で我慢すればするほど、
ストレスが溜まるので、


その反動で彼氏には
「私のことをわかって欲しい」
という気持ちが強くなります。


その結果、些細なことで彼氏と喧嘩したり、
不安やイライラを感じやすくなります。


そんな不安定な中で、
彼氏に対して感情をコントロールしよう
とすると、感情のはけ口がなくなります。



感情のはけ口がなくなると、
どうなるでしょうか?


言葉に出せないストレスは、
体に症状が出るようになります。


例えば次のような症状です。


・頭痛、胃痛
・めまい
・気力低下
・食欲不振
・睡眠障害
・集中力の低下
・倦怠感、など


このように感情を抑えて
コントロールすることは、
心身の健康に良いとは言えません。


だとしたら、
我慢して感情をコントロール
するのではなく、別の方法で
感情の浮き沈みを和らげる必要があります。


次は感情を我慢せずに、
心を安定させる方法をご紹介します。

感情をコントロールせずに、安定した心で恋愛する方法

ここまでの話をまとめますね。


①仕事などの人間関係において、
感情を我慢して気疲れしている。

    ↓ ↓ ↓

②その反動で身近な彼氏に対して
「私のことをわかって欲しい」
という気持ちが強くなる。

    ↓ ↓ ↓

③些細なことで不安やイライラを感じやすい。

    ↓ ↓ ↓

④その上でさらに彼氏に対して
感情コントロール(我慢)すると、
感情のはけ口がなくなるので、
体に症状が出るようになる。


では、どうしたらいいでしょうか?


ポイントは、


【仕事などの人間関係において、
感情を我慢しないこと】



これがとても大事になります。


彼氏に対しては、
今まで通りの対応で大丈夫です。


彼氏以外の人と関わる時に、
我慢せず自分の気持ちを表現すること。



すると、心が安定して
彼氏に対する不安やイライラが落ち着きます。

我慢せず自分の気持ちを表現する3ステップ

ここからは彼氏以外の人に対して、
我慢せず自分の気持ちを
表現する3ステップをご紹介します。


【ステップ1】

〇思ったことを口に出す


「おはようございます。今日も頑張りましょう」
「今日は大変でしたね」
「あと10分で休憩ですね」
「雨が降ってきましたね」
「髪型変わりましたね」


内容は何でもいいので、
心の中のつぶやきを敢えて口に出す。

これだけでも心がオープンになり、
日常のストレスが緩和されます。


【ステップ2】

〇相手の気持ちを確認する


相手の気持ちがわからないから
不安になるので、普段から
相手の気持ちを確認する練習を
するとよいでしょう。


「あの時、どんな気持ちだった?」
「迷惑じゃなかった?大丈夫だったかな?」
「〇〇については、どう思う?」
「正直な気持ちを聞かせて」
「これは嫌?好き?」
「何か怒ってる?」
「何か困ってる?手伝おうか?」


このように相手の気持ちを確認することで、
円滑なコミュニケーションができ
心の繋がりを感じられるようになります。


【ステップ3】

〇自分の素直な気持ちを表現する


ステップ1と2を踏まえて、
自分の素直な気持ちを表現しましょう。


例えばこんな感じです。


「今日は疲れましたね。お疲れ様でした」

「この仕事がわからないので教えてもらえませんか?」

「申し訳ありませんが、今この仕事で手一杯なのです」

「あの時、助けて頂いてありがとうございました。本当に助かりました」

「声を掛けてもらって嬉しかったです」


もしネガティブな感情を
伝えるのが苦手な人は、

まずはポジティブな感情から
表現してみましょう。


声を出して自分を表現すると、
自分に自信が持てて、
心が安定してきますよ。

まとめ

彼氏に対して不安やイライラすることが
日常的になっている女性は、

彼氏に対して何かアクションを
起こすのではなく、

彼氏以外の人との関わりで
心をオープンに接することで
徐々にメンタルが安定してきます。



ぜひ参考になさってください。


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この記事を書いたプロ

大城ケンタ

自分に自信が持てる心理カウンセリングを行う専門家

大城ケンタ(心理カウンセリングルーム∞ひびき)

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