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導かれる人生を歩み、想像以上の素晴らしい経験をする7つの秘訣

2023年5月10日 公開 / 2024年1月31日更新

テーマ:生き方

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

導かれる人生とは何か?

私たちの人生は順調に進むことばかり
ではなく予期しないことが起こります。


想像していた人生ではないけれど、
今の人生も悪くない。


むしろ何かに導かれるような
出来事やご縁によって想像以上の人生を
歩んでいる人も少なくないでしょう。


この記事では導かれる人生を歩み、
素晴らしい経験をする秘訣をお伝えします。


こんにちは。
公認心理師の大城ケンタです。
よろしくお願いします。

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【導かれる人生を生きるとは!?】

人生を振り返ってみると、様々な人生の転機となる出来事があるでしょう。


・人生に影響を与える人との出会い
・結婚、離婚
・会社の倒産、転職
・都会から田舎への引っ越し
・精神疾患や身体的な病気
・セミナーや講座への参加
・自分の価値観を変える本との出会い、など


あの時の出会いや出来事が自分を変え、
思い通りの人生ではないけれど、
素晴らしい人生を経験する人もいるでしょう。



自分の意思ではコントロールできない
「何か」に導かれている人生
と言えるかもしれません。


「友人の勧めでマッチングアプリを始めたら、素敵なパートナーと出会った」

「うつ病になったことで、自分の気持ちを大切に出来るようになった」

「病気になったことで、人に感謝できるようになった」

「都会から田舎へ引っ越したことで、自分の居場所が見つかった」

「なけなしのお金で思い切って参加したセミナーがきっかけで自己実現できた」

「電車の中吊り広告を見て海外留学に興味を持ち、一年間留学した」


こういった経験をされた人もいるかもしれません。

<筆者の体験>

参考までに筆者が心理カウンセラーの仕事をするに至った経緯を簡単に書きます。


学生時代は保育士を志して短大を卒業しましたが、実際に働くと理想と現実のギャップに悩み、数年で保育士としての道を諦めました。


その頃、仕事や人間関係、家族、恋愛など様々なことが影響して、抑うつ状態になりカウンセリングを受けました。それがきっかけで自分の心と向き合い、人間の心の興味を持つようになったのです。


そんな中、あるコーチングの講座で開業カウンセラーさんと出会いました。その人に憧れて数年間カウンセリングのトレーニングを受け、思い切って開業カウンセラーとして仕事を始めたのです。


20歳の当時の私が、15年後に心理カウンセラーをしているなんて想像もしていませんでした。現在も人間の心の探求は飽きることなく、これが天職だと思っています。

【導かれる人生が教えてくれたもの】


多くの人は自分の夢を叶えて理想の人生を送りたいと思っていることでしょう。


「自分の思い通りの人生を生きたい」
「自分で人生をコントロールしたい」
「自分の夢を叶えたい」
「理想の生活や暮らしを送りたい」
「憧れのあの人みたいな生活をしたい」


このように「自分の人生をコントロールするのは自分だ」という姿勢です。


一方、何かに導かれる人生とは、

「人生が思い通りにいかない時、柔軟に軌道修正する」
「自分の人生をコントロールしすぎない」
「自分の夢や理想に固執しすぎない」
「自然の流れに身を任せる」


このように言えるかもしれません。
もう少し詳しく見ていきましょう。

①自分の想像を超える未来へと導かれる


何となく世間一般の人が思い描く幸せな人生とは、
次のようなものかもしれません。


・いい大学を卒業する
・大企業に就職して定年まで働く
・30歳までに結婚する
・子供に恵まれ幸せな家庭を築く
・マイホームを購入する
・老後は穏やかに過ごす


こういった人生を「理想の人生」と
考える人もいるかもしれません。


ところが、理想の人生への執着が強い場合、
上手くいかないことを受け入れられません。


すると生きることが苦しくなります。


もし仮に理想の人生から外れたとしても、
「何かが自分を良い方向へ導いてくれている」
と信じることで思いがけない人生に繋がるのです。

②自分にとって大事なことを教えてくれる


人生は思い通りにならないことが多い中で、
それでも幸せな人は沢山います。


・高卒でも幸せな人
・転職回数が多くても幸せな人
・独身でも幸せな人
・子供に恵まれなくても幸せな人
・マイホームを購入できなくても幸せな人
・老後に体の衰えを受け入れて生きる人


このように人生思い通りにならなくても、
変化を受け入れ前向きに捉えることで、
自分が納得できる人生を進むこともできます。


それは世間一般の人が考える幸せではなく、
自分だけのオリジナルの幸せです。



不測の事態を受け入れ、ポジティブな解釈をして
行動することで道が開けるのです。


『導かれる人生とは、思い通りにならない出来事や変化を受け入れ、希望を持って行動することで、想像以上の人生を歩むこと』

と言えるかもしれません。

【導かれる人生を生きる秘訣7選】


ここからは導かれる人生を生きる秘訣を7つご紹介します。

①可能性を広げ柔軟性を持つ

導かれる人生を生きるには、理想の人生に固執せず、自分や将来への可能性の扉を開けておくことが大事です。


・もっと素敵な人との出会いがあるかもしれない
・チャレンジすることで新たな道が開けるかもしれない
・転職することで新たな学びや経験ができるかもしれない
・自分でも気づいていない一面がわかるかもしれない


「上手くいかなかったら軌道修正すればいい」
こういった柔軟性を持って生きることが
未来への可能性を広げてくれるのです。

②感覚や直感で物事を選択する

導かれる人生を歩むには、
損得勘定であれこれ考えて行動するより、
何となく心が引かれることを大事にしましょう。


〇手に職を付けておいたほうが将来安心という理由で資格取得の勉強するのではなく、単純にその資格を活かした仕事がしたいから勉強する。

〇留学後のことはどうなるかわからないけど、留学したいから留学する。

〇今後にどう活かせるかわからないけど、単純に興味のあるからセミナーに参加する。


何かをするのに理由や目的意識は必要ないのです。単純に「それ」がしたいからする。とてもシンプル思考です。

③興味のあることを追究する

導かれる人生を歩むヒントは、
三度の飯より好きなことや興味のあることを
とことん追求してみましょう。


・ついそのことを考えてしまうこと
・お金と時間を費やしていること
・何時間でも話していられる話題
・どうしても諦めたくないこと
・つい見てしまうYouTubeや憧れの人のSNS
・何となく気になってしまうこと


あなたの中にも上記のようなことがあるでしょう。


まずは小さなことからスタートしてみると、
取り組み続けることで努力が実る時期が
訪れることでしょう。

④安定した生き方を求めない

好きなことを追究しても、
最初はそれで生計を立てるのは
難しいかもしれません。


生活をするためには、好きなことより
安定した仕事を選ばないといけない。


そう考えてしまうのは自然な思いです。

そんな時、好きなことを諦めないこと。

不安定な人生かしれないけれど、
不安定な人生を引き受けることで
道は開けるのです。


⑤常識や世間体を気にしない

自分の好きなことを追い求めたり、
不測の出来事を受け入れなければならない時、
周囲の目が気になることもあるでしょう。


「親や友達などに反対される」
「世間の常識から外れた生き方に負い目を感じる」
「年齢を気にして新しいことに挑戦できない」
「将来のことを考えるとチャレンジできない」

こういったことはよくあります。


そんな時こそ、周囲の声や世間体に屈せず
自分の思いを優先できるかどうかが大事になります。

⑥フットワークを軽くする

安定的な生き方をしないということの裏返しですが、フットワークを軽くして行動することもポイントです。

・40歳でキャリアチェンジするのは勇気が出ない
・田舎に引越したいけど諸々考えると腰が重い
・離婚したいけど将来を考えると決断できない
・有難い話を頂いたけど挑戦する勇気がない


このように自分でブレーキを掛けることで
行動に移せずにチャンスを逃し、
後々に後悔することはあります。


なぜチャレンジできないかというと、
損得勘定で考えているからです。


現実的な生活を考えることは大切な視点ですが、
自分の本心に従ってフットワークを軽く行動する
ことで道が開けるものです。


損得勘定よりも心がときめくかどうか。
心のセンサーが反応することに、
忠実に行動していきましょう。

⑦出来事に対する意味づけを変える


・会社が倒産して仕方なく転職した
・病気になって仕方なく退職を余儀なくされた
・親の介護が必要になり生活が一変した
・一方的に恋人に振られた


このような自分の意思で変えることが
できない出来事に対してどんな解釈をするか。


「なぜこんなことになったのだろう?」
「私はなんて不幸なんだ」
「私の人生はもう終わりだ」


と悲観的に解釈することもできます。


一方で悲観的な解釈を変えることで、
大切なことに気づくこともできます。


【質問】
〇この出来事が自分に何を教えようとしてくれているだろうか?

〇この出来事が自分に何か気づかせようとしてくれているとしたら、それは何だろう?

〇自分にとって、この出来事にはどんな学びがあるだろうか?


一見すると不幸な出来事にも
必ず意味があるのです。


自分を成長させる出来事だと
捉えることが出来るのです。


すると、辛い中でも希望を持って
人生を進むことが出来るのです。

まとめ

導かれる人生とは、
自分の意思とは違う方向に
導かれる人生のことです。


それは思い描いた人生とは違うけど、
想像以上に素晴らしい人生です。


導かれる人生を生きるには、
理想の人生に固執せず、不測の出来事に対して
柔軟に軌道修正しながら進むことが大事です。


人生に行き詰っている人にとって、
何か参考になれば幸いです。


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この記事を書いたプロ

大城ケンタ

自分に自信が持てる心理カウンセリングを行う専門家

大城ケンタ(心理カウンセリングルーム∞ひびき)

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