日本のものづくり産業の再生策
日本の産業を今後、どうしていったらよいのか。製造業の空洞化、グローバル化にどう対応していったらよいのか、等はいままで各所で議論されているテーマですが、この3月19日付けで、経団連が、下記レポートを発表しました。
新たな産業政策体系の構築を求める~ビジネス環境世界No.1へ
まあ、昨今の日本企業の置かれている苦しい環境の中、国はもっとしっかりと産業政策をとってくれないといかんぞ、という経団連からの申し入れなのですが、ざっと目を通したかぎり、あまり斬新な視点はなさそうです(まだ、詳しく読んでいないので、間違っているかもしれませんが)。
とにかく、イノベーションが大事で、それを支援する政策が必要との論調ですが、これは、これまでもさんざん言われてきたこと。では、具体的に何をすればいいか、というと、研究開発税制を見直すこと等を提言していますが、もっと、斬新な提言はないのでしょうか。
どうも、日本では時間が止まってしまっているように思えます。