大阪の経済動向
日本のような資源のない国は、人材こそが貴重な資源、と言われてきましたが、その人材育成の方向性を間違えば、日本の将来はありません。
では、今後の人材育成の方向性として、どのような方向を目指していけばよいのか、迷うところですが、みずほ情報総研が、参考になる提言をしています。
わが国の成長を担う人材シフトの方向性
これまでの10年を考えた場合、日本の就業者人口は、製造業で約250万人、建設業で約100万人減少し、医療・福祉分野で約200万人、情報通信分野で約30万人増加したとのこと。この傾向(経済のサービス化)は今後も続くと考えられ、今後は、次の方向への人材シフトが予想されるとしています。
(1)グローバル化への人材シフト
(2)サプライチェーンにおける上流・下流工程への人材シフト
(3)高付加価値商品・製品への人材シフト
(4)環境・エネルギー、ヘルスケア等の新規分野への参入に係る人材シフト
このような方向性を考えた人材育成プランが必要のようです。