サービス業の競争力強化への熱い期待
「日本のイノベーションシステムの何が問題か」という、魅力的な題名に惹かれて、思わずこの記事をクリックしてしまいました。
「日本のイノベーションシステムの何が問題か」(日本経済研究セ
日本経済研究センタ 顧問の齋藤潤氏の記事です。
日本のイノベーションシステムは、1990年ころまではうまく機能していたのに、現状はどうか、という論点です。2つの見方があり、イノベーション力そのものが衰えたという見方、いやイノベーション力は維持しているが、その活かし方が衰えたという見方。
データを見ると、後者のようです。しかし、問題は、新産業、いわゆるバイオや再生可能エネルギー分野でのイノベーション力が弱く、米国等に比べてバランスが悪い。よって、R&Dへのインプットが増えても、産業力強化への成果に結びついていないとの事。
それらを利かす環境つくりが必要と、結論づけています。