大阪の経済動向
東レ経営研究所(TBR)が、「2013年の日本産業を読み解く10のキーワード~この底流変化を見逃すな:TBR産業経済の論点」という面白いレポートを出しています。
TBR調査レポート 2013年1月
この中で2013年を読み解くキーワードとして、
1.産業空洞化
2.ASEAN
3.スマートシティ
4.地熱発電
5.インフラ需要
6.ビッグデータ
7.デジタルものづくり革命
8.グローバルニッチトップ(GNT)企業
9.シニア市場
10.モノからコトへ
の10個を上げ、それぞれにおいて、詳しく解説しています。
どれも馴染みのキーワードではありますが、個人的には、産業空洞化とデジタルものづくり革命が印象に残りました。
前者については、国内投資環境をもっと整備する事で空洞化を回避するとの論調でしたが、問題は何に投資するか、の方向性が定まっていないこと。国の方向性が問われます。
また、後者は、最近話題の”MAKERS”に触発されてのことでしょうが、これはこれでそのとおりで、この方向性の可能性はかなり大きいのではないかと思います。