中小企業の景気動向
経済がぱっとしません。ドル安、ユーロ安に伴い超円高になって製造業は国内から海外へ次々と退避。ついていける企業はいいですが、残された企業は国内でどうやって活路を見出していけばよいのでしょう。
答えはなかなか難しいのですが、前向きに考えるべきは残された企業が、新しい事業を創造し、独自に活路を見出していくことです。その際、単独企業だけの努力には限界があるので、できるだけ他企業と連携し、相互の強みを高めあい、弱みを補い合って、新しいものを作り上げるという手法が有効だと思います。
先日、中小企業基盤整備機構が推進している、n&Nイノベーションシステムの企画会議に出席してきました。n&Nイノベーションシステムとは、大企業と中小企業が連携して、新しい事業を創っていこうというものです。中小企業にば独自で高度な技術を持つ企業がたくさんあります。それらが、大企業のニーズやマーケティング力などと組むことで、従来には難しかったパートナーシップ型の連携関係を構築し、産業を活性化しようというものです。
活動は、まだ緒につたばかりですが、今後の動きに注目です。
n&Nイノベーションシステムについて