社長が跡継ぎへ伝えたい「社員に信頼される社長の行動」
二代目社長になったものの、成果は出ておらず何か結果を出して、社員から支持されたいと、不安になっている二代目の社長さんから、よくご相談を受けます。世間の二代目社長の評判は、ポンコツや無能で勘違いをしている、親の威を借りる狐だと烙印を押される話も聞かれますが、真摯に向き合い、会社に少しでも貢献したいと思う、二代目社長もたくさんいらっしゃいます。
二代目社長は、すぐに結果を出そうと焦りがちになります。事業を継いだのだから、父親以上に頑張らないといけない、父親を超えてこそ一人前だ、父親が言う立派な社長にならないといけない等、事業を継いだ時から、いつしか、社長はこうあるべきだ、こうしなければならないと云う、二代目社長の呪縛に囚われ、自分自身を苦しめてしまいます。
そんな時に大切なことは、先ず、こうあるべきだ・こうしなければならない、と云う呪縛から、自分自身を解放してあげることです。父親と比べたり、立派になるのは当たり前、と云うような、固定観念は捨てるようにアドバイスをします。そして、社員から支持を得たいのであれば、功を焦って稚拙な成果を出すよりも、自分の弱みをさらけ出し、こんな人間だが、会社の役に立ちたい、少しでも貢献したいと、率直に思いを語っていけば、その思いは広く伝わり、真摯な経営姿勢が必ず人を引きつけていきます。二代目社長の独特なプレッシャーに、惑わせられないよう、今日も頑張っていきましょう。
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