売上は回収してナンボ

上原輝夫

上原輝夫

テーマ:社長相談.経営の安心サポート1分コラム

売上を計上しても、回収が遅い場合は資金繰りを悪化させます。例えば100万円の商品を売っても、
集金が出来ない期間は仕入れ給料や、販売に関するおカネを、こちらで立て替えておく必要があり
ます。売上をして集金されるまでの期間の、いわゆる「運転資金」を確保しなければなりません。 

回収してナンボ

最近では、エネルギー高騰による原材料高の値上げラッシュの影響で、価格転嫁が図れずに業績が
悪化している会社が多くなっています。こういった状況下では、「売上の未回収」が増えると
予想して、警戒し備えることが有効です。集金日が急に変わったり、サイトが長くなったり、
支払を徐々に伸ばされる等の、取引先が発生したら、代表者に会って事情を確認したり、
出入りの業者から情報を取ったり、リサーチ会社に調査を依頼することで、今後の取引を再考し、
損失を防ぐことが出来ます。

業績悪化

新規で取引する会社や、取引額が大きくなった先、逆に小さくなった先、について色々な方法を
使って、状況を把握し、回収サイトや支払条件を再考しながら、エネルギー高騰下での
「売上の未回収」に備えましょう。売上は回収してナンボです。


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上原輝夫
専門家

上原輝夫(経営・生き方・終活カウンセラー/行政書士)

行政書士ヒューマンサポートオフィス

資格と前職での経験、これまでの実績を最大限に活かし、「会社と家族の相談相手」として、経営・生き方・終活を応援、全力でサポートします。お客さまにとって何でも話せる、身近な相談相手を目指しています。

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