コラム一覧
令和3年の民法等の改正(9)
2021-09-28
~所有者不明土地等の管理制度~ 土地の所有者が所在不明となり、当該土地の管理等をしない場合には、土地の所有者に代わって当該土地の管理等をする者を選任するなどの措置が必要となります。現行民法にお...
令和3年の民法等の改正(8)
2021-09-26
~共有制度の見直し④~ 裁判による共有物の分割に関する第258条 も改正された。 第1項は、裁判所に共有物の分割請求ができる場合として、「共有者間に協議が調わないとき」のみを挙げていましたが、...
令和3年の民法等の改正(7)
2021-09-25
~共有制度の見直し③~ 改正第252条の2 が新設されて、 共有物の管理者 に関する規定が設けられました。 前回述べたように、 改正第252条第1項 は、共有物の管理者の選任及び解任を持分価格の過...
令和3年の民法等の改正(6)
2021-09-24
~共有制度の見直し②~ 次いで、 共有物の変更に関する民法第251条を改正 して、他の共有者全員の同意を得なければならない範囲を明確にしました。すなわち、 同条第1項の改正規定 は、 共有物の変更...
令和3年の民法等の改正(5)
2021-09-23
~共有制度の見直し①~ 次は、 共有制度の見直し に関する民法の改正です。 土地を相続したものの遺産分割をしないまま放置されたりした結果、所有者不明土地が共有地となっていることも少なくありませ...
令和3年の民法等の改正(4)
2021-09-22
~相隣関係③~ 相隣関係に関する改正の最後は、 民法第233条の「竹木の枝の切除及び根の切取り」に関する改正 です。 現行の民法第233条においても、隣地の竹木の枝や根が境界線を越えるときは、竹木の...
令和3年の民法等の改正(3)
2021-09-21
~相隣関係②~ 次いで、 民法第213条の2及び第213条の3が新設 されました。これらは、 継続的給付を受けるための設備の設置権等に関する規定 です。 現代社会においては、電気・ガス・水道といったラ...
令和3年の民法等の改正(2)
2021-09-17
~相隣関係①~ 隣接する土地相互の法律関係のことを 相隣関係 と言います。民法は第209条から第238条まで相隣関係に関する規定を定めています。 今回改正 されることになったのは、第209条の「隣...
令和3年の民法等の改正(1)
2021-09-14
令和3年の民法等の改正(1) 令和3年4月28日に民法や不動産登記法等の改正に関する法律が公布されました。施行日は、公布の日から2年を超えない範囲内で政令で定める日ということですので、施行までに多...
低額譲受(2)⑥
2021-08-31
■第三者間の売買取引をみなし贈与と判断されないためには……? 本件土地は1500万円で本件譲受が行われましたが、その後、課税庁から本件土地の本件売買契約当時の時価は約7000万円であると判断され、課税処分...
低額譲受(2)⑤
2021-08-30
■取引金額って自由に決められるんじゃないの? 「契約自由の原則」という言葉を聞いたことのある方は、本件について、「売買契約で、取引金額は当事者間で自由に決められるんじゃないの? 当事者同士が150...
低額譲受(2)④
2021-08-26
■低額譲受って、税負担を回避しようとしていない人にまで適用する必要があるの? 前回のコラムで述べたように、相続税法7条の低額譲受は、回りまわって、相続税の負担を回避することを防止する目的をもって...
低額譲受(2)③
2021-08-20
■低額譲受が適用されるのは、相続予定者等の親族だけでよいのでは? 相続税法7条に規定されている低額譲受の目的は、財産の譲渡が贈与という法律行為に該当すれば、贈与税が課されることを予想して、有償で...
低額譲受(2)②
2021-08-18
■親族でない第三者間の売買取引にも、低額譲受が適用されるの? 以前の低額譲受・ケース1のコラムでも触れましたが、相続税法では、法律的には贈与によって取得した財産ではないけれども、実質的には贈与に...
低額譲受(2)①
2021-08-13
■ 第三者との土地の売買取引に、贈与税が課せられた! 平成8年の4月頃、不動産関係の仕事を営むXさんは、地元の知り合いであるAさんから、Aさんの父親であるBさんが所有する約1000㎡の土地(以下、この土地...
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