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竹下勇夫
弁護士
竹下勇夫プロは琉球放送が厳正なる審査をした登録専門家です
竹下勇夫(弁護士)
弁護士法人ACLOGOS
~休憩時間(その2)~ 前回述べたように、労働基準法34条2項は、 「前項の休憩時間は、一斉に与えなければならない。」 と規定しています。これを 「一斉付与の原則」 とか 「一斉休憩の原則」 と...
~休憩時間(その1)~ 労働基準法34条は、1項において、 「使用者は、労働時間が6時間を超える場合においては少なくとも45分、8時間を超える場合においては少なくとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に...
~労働時間の通算~ 前回、1日8時間、週40時間の法定労働時間のことについてお話ししました。ところで、この法定時間の計算方法に関して、労働基準法38条という規定があります。その1項には、 「労働時間...
~労働時間の原則~ 労働時間の原則については労働基準法32条に規定があります。皆さんご存じのとおり、 使用者は、労働者に、1週間について40時間を超えて労働させてはいけませんし(週40時間制)、1週...
~労働時間とは?~ 前回、労働時間には上限規制があるということをお話ししました。 では、そもそも労働時間とは何なのでしょうか。普通に考えれば読んで字のごとく、実際に労働させる時間のことです...
~はじめに・2024年問題~ 最近、新聞報道等で建設業界やトラック業界の2024年問題がよく取り上げられています。例えば、大阪で開催予定の万国博覧会のパビリオンの建設が遅れていることに関して、建設業...
~経過措置~ これまでにお話しした民法等の改正には経過措置が付されています。とても大事な点ですので、最後にこの点について特に重要だと思われる経過措置についてご説明いたします。 第1に、遺産の...
~不動産登記法の改正③~ 住所等の変更登記に関する不動産登記法の見直し もなされました。 不動産登記法第76条の5の新設 です。 同条は、 所有権の登記名義人の氏名若しくは名称又は住所について...
~不動産登記法の改正②~ また、 不動産登記法第76条の3が新設 され、 相続人である旨の申出制度 が新たに設けられました。前回述べた相続登記の申請義務を負う者は、 登記官に対して、所有権の登記名義...
~不動産登記法の改正①~ 令和3年の改正においては、不動産登記法の見直しもされました。所有者不明土地とは、不動産登記簿により所有者が直ちに判明せず、又は判明しても連絡がつかない土地を指しますが、...
~遺産分割の見直し⑤~ 次に、 遺産分割の禁止 に関する改正です。 現行法は、遺産分割の禁止に関して、民法第907条第3項で家庭裁判所、第908条で被相続人が遺言で、行うことができる旨を定めてお...
~遺産分割の見直し④~ この関係で、もうひとつ重要な改正があります。それが 改正民法第258条の2の新設 です。これも遺産分割がされないことによる所有者不明地の発生を防止することを目的とした規定で...
~遺産分割の見直し③~ 次に、期間経過後の遺産の分割における相続分に関して、第904条の3の規定が新設されました。遺産分割の促進を図ることを目的とした条文で、今回の相続法の改正では最も重要な改正の...
~遺産分割の見直し②~ 現行民法第898条は、「相続人が数人あるときは、相続財産は、その共有に属する。」と規定しています。そして、その意味について、最高裁昭和30年5月31日判決は、民法249条以下に規定...
~遺産分割の見直し①~ 現行民法では、相続人が複数いる場合には、相続の開始により相続財産は相続人の共有に属するとされます(第898条)が、この遺産共有関係は、その後、遺産分割により解消されることが...
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