コラム一覧：不動産トラブル
○引渡しが不可能になった場合○
2021-03-08
危険負担とは？ ●解決方法危険負担とは、売買契約において、お互いの債権債務が発生した後に、売主に責任がない原因により引渡しが不可能になった場合に、買主の代金支払義務がどうなるのかという問題です。...
○処分の制限の登記○
2021-03-01
差押え・仮差押え＝処分の制限の登記 ●処分制限の登記処分の制限の登記は通常、民事執行法等の規定に基づきなされる「差押え等」の登記のことをいいます。これから「競売」が始まる、また、その不動産の所...
○地中埋設物 媒介業者の説明責任○
2021-02-22
媒介業者の説明責任は？ ●地中の埋設物（事例）「買主は、宅地建物取引業者の媒介により築40年を経過した古家付土地を購入した。建替えのため建物を解体したところ、使用されていないコンクリートで蓋をし...
○私道はあくまでも私道○
2021-02-08
位置指定道路 持ち分がある場合、ない場合 ●私道不動産の調査は「道路に始まり、道路に終わる。」と良く言われます。それくらい接道道路は重要であり、不動産の資産価値にまで影響してきます。先日、「接...
○手付金の分割払い？○
2021-01-11
契約の誘引行為とみなされる行為とは ●手付金の分割払い（事例）宅地建物取引業者Aは、分譲地の現地売出の広告を行い、広告を見て来場したBさんに対し、熱心に購入をすすめた。Bさんは「お金も用意してい...
○鍵の取扱い＝信用・信頼○
2020-10-30
鍵は物件そのもの ●強いクレーム 当事者意識の欠如（クレーム事例）売主Aから、宅建業者Bは、現在空き家となっている売り物件の鍵を預かっていた。ある日、他業者Cから物件案内の依頼がきた際、宅建業者...
○意思能力 その確認○
2020-10-26
意思能力 ●成年後見制度の利用意思能力、判断能力に問題のある人が、必ずしもすべて成年後見制度を利用しているとは限りません。デリケートな問題となりますが、次のような注意が必要となります。成年後...
○越境物と境界の明示○
2020-10-23
越境物の解決と境界の明示 ●越境物の解決方法土地や建物を売買するとき、隣地所有者と境界の確認をします。その時、越境が発見されることは、しばしばあります。例えば、屋根の庇（ひさし）部分、室外機、...
○無い袖は振れない 不動産トラブル○
2020-10-21
判決の確定 ●無い袖は振れない「無い袖は振れない」それが現実です。判決の確定、または和解、調停が成立すれば当事者間の権利や義務関係には一応の決着がつけられます。その判決や和解・調停の調書の通り...
○手付解除の拒否○
2020-10-12
手付解除 ●契約の解除と手付金放棄宅地建物取引業者(業者）は、買主から手付金を放棄して契約解除の申し出を受けたとき、正当な理由なくして契約解除を拒否したり妨害することを禁止されています。●履行の...
○競売による買受人からの立退き要求 拒否できるのか？○
2020-09-30
買受人からの明渡しを拒むことは出来ません！ （事例）「一戸建ての住宅を借りて住んでいます。先日、建物を競売で買受けたという人が来て、建物の明渡しを求められました。賃貸借契約の締結前に、媒介業...
○滞納された賃料 実務的な回収方法③○
2020-09-25
その3。契約を終了させる場合 ●実務的な回収方法 その③契約を終了させる場合賃料は、何ヶ月滞納していれば催告のうえ、建物賃貸借契約を解除することができるのか？たとえ1ヶ月分の賃料の滞納であって...
○滞納された賃料 実務的な回収方法②○
2020-09-23
その② 滞納賃料の催告 具体的な内容 ●実務的な回収方法 その②滞納賃料の催告の内容催告の内容としては、次の3つが一般的となります。①単純催告（単に滞納賃料の支払いを求めるもの、契約の継続が前提...
○滞納された賃料 実務的な回収方法①○
2020-09-21
賃料滞納の発生と滞納理由の調査 ●実務的な回収方法 その①賃料滞納の発生と滞納理由の調査まず、賃料の滞納が発生した場合には、その理由の調査が重要となります。とくに、賃料滞納による契約の解除が可...
○「滅失」と「毀損」その負担は売主？買主？○
2020-09-16
滅失、毀損 その負担は？ ●滅失と毀損、例えば既存住宅では「滅失」→使用（住めない）できないほどの状態「毀損」→修繕や補修をすれば使用（住める）できる状態地震等による被害が建物の滅失までではな...
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