○適正な賃料設定○

宮本裕文

宮本裕文

テーマ:収益不動産の経営

家賃の設定方法


●適正な賃料設定 最大の経営ポイント!

賃貸不動産経営においては、適正な家賃を設定することが重要なポイントとなります。

周辺の相場よりも高い家賃を設定すると、入居者が決まらず空室が増えて事業収支が低下します。また、逆に低い家賃を設定すると、たとえ満室でも家賃収入が少なく、利回りも低くなります。

いずれにしても、賃貸不動産の経営にはマイナスとなります。

●家賃の設定方法には

①市場調査にて近隣の賃料相場と比較する「比較法」
②採算を重視する「積算法」
③収益を重視する「収益分析法」

などがありますが、②や③は主に新築の場合となり、オーソドックスですが①が一般的と言えるでしょう。

そして、借主は賃料に対し敏感です。家賃が低い設定だと歓迎される場合もありますが、その家賃が近隣相場と比べ高い設定では、入居率は確実に下がります。

賃料の設定は、定期的にまたは、臨機応変に市場調査を行い、相場より若干有利に設定する必要があります。しかし、この若干が本当に難しいです。
(賃料を低く出来ない場合は、他の条件を有利にするなども有効だと思います)

そして、家賃設定の比較事項は、表面的なものだけでなく、建物の状態、周辺の環境の変化、(嫌悪施設ができた!新しい駅ができた!など)貸主は、これらを総合的に判断する必要があると思います。



○コラム内容のご質問はご遠慮ください。
ご相談内容と料金 お問い合わせ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○営業時間 
 平日9:00~17:00 土曜日9:00~13:00
○定休日 
 日曜・祝日・臨時休業あり

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

宮本裕文
専門家

宮本裕文(宅地建物取引業者)

有限会社富商不動産販売

障がいのある方、高齢者の方へ積極的に賃貸住宅の入居斡旋をしています。また、宅地建物取引士として37年、その実務での経験と知見を基に不動産のセカンドオピニオンを提案しています。

宮本裕文プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

住宅確保要配慮者入居支援のプロ

宮本裕文プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼