空き家の保有リスクと所有者責任。

宮本裕文

宮本裕文

空き家とリスク。


●空き家を適正に管理せずに放置しておくと、様々なリスクが発生します。最近では
空き家の問題が深刻化しており、空き家は近隣住民にとって「大きな迷惑」だけでは
なく「危険な存在」になっています。

○地域景観の悪化等
○害虫の発生、野良犬・猫などの集中、不法投棄による悪臭・環境の悪化等
○雑草や落ち葉、隣地や道路への植栽の越境等
○建物や塀等の倒壊、屋根材・外壁材等の落下や飛散等
○火災の発生等
○犯罪の発生や誘発等
○不審者の不法占拠等
○ポスト(荷受け)の悪用等

このように適正な管理がなされていない空き家が地域にもたらす悪影響に対して、
直接被害が及ぶ近隣住民の関心は相当高いものの、肝心の所有者の問題意識
が低い傾向にあるのが現状です。

しかし、近隣への悪影響だけではなく、所有者には工作物責任(民法)がおよぶこと
になり、空き家所有者は建物の崩壊など工作物が原因となる事故が発生した場合、
自己に過失がなくても責任を負わねばならないこともあります。(無過失責任)


売買契約締結後、当事者が死亡したらどうなるのか?

○岡山市 不動産コンサルタント 宮本裕文
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宮本裕文
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宮本裕文(宅地建物取引業者)

有限会社富商不動産販売

障がい者(心と体)に特化した賃貸住宅入居支援の専門店です。また、宅建士として37年の知見を基に不動産お役立ちコラムを発信しています。

宮本裕文プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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