不動産の価格査定　価格査定の目的。

価格査定の目的とは。

●不動産の価格査定。

一般に不動産の価格は、地域によって、およその見当をつけることができます。
これを価格水準と呼んでいます。価格水準は、住宅地と商業地では大きな差
があることは周知の通りですが、さらに、住宅地の中でも地域によって、価格
水準に差があることはよくあります。

価格水準というものは、いわゆる相場と考えてもよく、地域における実情によく
精通することで知ることができます。

不動産売買における売主の立場あるいは買主の立場にかかわらず、宅地建物
取引業者としては、価格ということに通じておく必要があります。
さらに、媒介や代理の立場であっても取引市場における価格水準を踏まえた上
で、依頼者の希望価格について話し合っておかねばなりません。

市場の実情と希望価格の間に大きな開きがあるときは、市場と価格水準からよ
く説明をして、納得のいく価格を査定することが求められます。

なお、場合によっては、価格査定の根拠について専門家の説明を必要とするこ
ともあり、取引の前提として、価格査定は慎重適正に行うことが重要となります。


価格査定　実は・・・

○岡山市　不動産コンサルタント　宮本裕文
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