売買または交換の媒介に関する報酬の額。　具体的な計算方法。

報酬額。

宅地建物取引業者は、売買または交換によって取引を成立させた場合は、
媒介等の依頼者に対して報酬を請求します。
報酬の上限額については宅地建物取引業法及び国土交通省告示により
上限額が定められています。

具体的な報酬額算出式。最終改定　平成２６年２月２８日　国土交通省告示第１７２号

取引価格の　
２００万円以下の金額　１００分の５．４
２００万円を超え４００万円以下の金額　１００分の４．３２
４００万円を超える金額　１００分の３．２４

例えば　３３００万円の取引価格の報酬の上限は、

２００万円×１００分の５．４＝１０，８万円
２００万円×１００分の４．３２＝８，６４万円
２，９００万円×１００分の３．２４＝９３，９６万円
合計　１１３，４万円（消費税込）となります。
　
よほどの理由がない限り、上限の請求となるのが通常です。
（簡易算出式）　取引価格×３％＋６万円×１．０８＝税込上限報酬額


自宅敷地の一部を売る場合は注意が必要です。

○岡山市　不動産コンサルタント　宮本裕文
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