物件と私道との間に存在する第三者の土地。

宮本裕文

宮本裕文

テーマ:不動産トラブル

土地の調査。


(事例)
「南西の角地として媒介業者から説明を受けたが、西私道と敷地の間に第三者の
土地が存在していた。」

このように現状が道路状であっても、実は第三者の土地が含まれているという物件
は良く見られます。

ただし、物件調査を適切に行い、売主への確認や公図、登記簿、地積図、建築
確認通知書等との照合確認をすれば、容易に判明することです。

また、対象物件の隠れた瑕疵の可能性の有無や、売主や所有者しか分からない
事項等について国土交通省「宅地建物取引業法の解釈・運用の考え方」では、
売主等の協力が得られるときは、売主等に「告知書」を提出してもらい、これを買主
に渡すことにより将来のトラブル防止に役立てることが望ましいとされています。

なお、売主等の告知書を買主等に渡す際には、その告知書が売主等の責任の
下に作成されたものであることを明らかにすることが必要です。


隣人が過度の子供嫌い 隠して売買契約。

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宮本裕文(宅地建物取引業者)

有限会社富商不動産販売

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