心を伝える贈り物　【マナー】

春の陽気にさそわれ、外出する人も多くなってきましたね。

私たち大学の講師も、後期試験ならびに追試の採点と評価を提出し、
やっとホッとできるのが3月。

このころ、忙しい授業の合間に、大学の控室で短い会話を交わして
仲良くなった先生方とお食事会やお茶をご一緒する機会に恵まれます。

先日、そんな先生方8人が集まり、大阪のホテルのレストランで
毎年恒例のお食事会が開かれました。

年齢も40代～70代と幅広く、それぞれの専門分野も全く違うのですが、
なぜか毎年、全員もれなく集合します。

その段取りをするのが若手？の私。
といっても、ただ皆さんの出席をとって、レストランへ予約の電話を入れるだけ。
予約の際には、テーブルの位置や椅子の配置の要望をちょっと伝えます。
会が楽しく和やかに、そして、おいしくお料理がいただけるよう、
事前にできる準備をお願いしておきます。
もちろん、メンバーズの割引特典も利用して、
乾杯のワインをサービスしてもらう手配も怠りません。

たったこれだけの、つまり電話一本ですむことをしているだけなのに、
お土産を持たせてくださる先生方が数名いらっしゃって、
行きは手ぶらで、帰りは手に一杯のお土産を下げて帰ることに。

何もしていない私がお土産をいただくのは気が引けるのですが、
ご自分のお住まいの近くの銘菓をご用意くださったり、
私の小さな働きを労ってくださったり、感謝してくださったりと、
お気持ちをいただけることがとても嬉しく思います。

この先生方のように、人への気持ちをきちんと伝えられる品選びや
渡し方を心掛け、心地良い人間関係を築いていきたいものですね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ESAエレガントマナースクール







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