知財雑感 … AI時代の「知的な財産」
今年も残すところ1週間ほどになりまりました。昨年と同様に、雪は、すぐそこまで来ているのですが、ここ長野市はさほど降りません。これからドカッと降るかもしれませんが、まるで北アルプスと北信五岳に囲まれて守られているようです。
さて、今年も様々な出来事がありました。世界では、イスラエルとパレスチナ(ハマス)の紛争が勃発し、また、異常気象と思われる猛暑、水害や火災がいたるところで発生しました。
一方、身近なところでは、特に「値上げ」と「ChatGPT」が印象に残りました。
この「値上げ」は、円安の影響が大きいと言われています。今は円安のトレンドに入っています。1ドル151円からの調整もそろそろ終わり、来年は1ドル151円を突破しそうです。
我々の仕事には、外国出願等の海外取引も多いため、為替レートが気になります。つまり、円安は直に影響し、為替レートの変動分がそのまま外国出願のコストとして上乗せされてしまいます。
さらに、「ChatGPT」も話題になりました。生成AIは興味があるため、その進展度合は気になりますが、個人的には利用する気になりません。
自動車と同じで、あまり便利になり、それに頼りすぎると足腰が弱ります。生成AIも同じであり、使い過ぎれば、その使用頻度に比例して「思考力」が低下して行くと思われます。
「円安」や「生成AI」は現在進行中でまだまだ変化します。国際情勢,政治,社会,テクノロジー,経済,気候など、全てが大きく変動する時代ですが、我々は、その変動について行くしかできません。
トレンドをいち早く見極め、その変動に適応することが重要になってきます。来年はどのような変動が待ち受けているのでしょうか?
本年もいろいろとお世話になりありがとうございました。少し早いですが、皆様には、ご健康にご留意され、よいお年をお迎え下さいますようお祈り申しあげます。