早朝勉強会でアンガーマネジメントをお話しいたしました
アンガーマネジメントでパワハラ防止
2月19日(水)に上田市の八十二銀行 三栄会様の総会のあと、お時間をいただき、アンガーマネジメントの講演をさせていただきました。
タイトルは「これが怒らずにいられるか!というときに思い出すこと」です。
内容は、今かなりホットな話題であるパワーハラスメントの基礎知識とパワハラといわれない叱り方、およびアンガーマネジメント視点でのチームビルディングでした。
厚生労働省の「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキンググループ」報告から早8年。
今やパワハラを防止することは企業の成長に欠かせないものになっています。
パワハラと認定されないまでもパワハラ的行為があると被害者と行為者の人間関係はいうまでもありませんが、会社に対する信頼も失われます。大きな損失です。
どの企業もパワハラ問題に取り組み、研修を重ねてきました。
しかしながら、パワハラの知識の獲得には一定の効果がありながらも、現在もパワハラ事例は増加の一途です。
なぜか?!それはパワハラの知識や人権尊重の研修だけでは、パワハラを減らすことはできないからです。
パワハラを減らすには正しい知識と人権意識のほかに、自分の感情をコントロールすることが必要なのです。
どんなに知識を持っていても、人権についてわかっていても、怒りに翻弄されると、ついついパワハラ的行為をしてしまう人が多いのです。「わかっちゃいるけどさ」という人がなんと多いことか!
「怒り」という感情はすべて悪いわけではないですが、冷静な判断を失わせ、やってはならないことをさせ、言ってはならないことを言わせてしまうのです。
アンガーマネジメントで「怒る必要のあるときは上手に怒れ、怒る必要のないときは怒らないようになる」ことがパワハラ防止に不可欠です。
悩める管理職の皆様!声を大にして申し上げます。
アンガーマネジメントでパワハラ防止です!