ツイてない人からツイている人になるには?
失敗を成長への糧としよう
そもそも、失敗は人にも組織にも誰にでも
ある。
大事なのは、それをどう始末をつけるかの
方が問題だ。
例えば、お客様からクレームがあったと
しよう。
その時、それをすぐ報告する人と隠そうと
する人に分かれてしまう。
なぜか?
それは、仕事に対する姿勢で分かれて
しまうのかもしれません。
クレームがあった時のことを思い出して
みて欲しい。
「一生懸命ちゃんとやってたか?」
「よく考えず手抜きをしてなかったか?」
この問への答えの違いが仕事への姿勢の
分かれ道のように思う。
クレームをおこった時
「なぜ、クレームになったんだ?」
と考える。
そして気づく
「よくよく考えてみれば、自分が
あそこで一言つけ加えておくのを
忘れたからだ。
でも、面倒くさかったしな」
「やっておいた方がいいと思った
けど、まぁ大丈夫だろうと結局、
やんなかったもんな」
こんなことが頭の中で沸き上がって、
自分の非が明るみにでるのに抵抗を
覚え、報告するのを躊躇してしまう。
こう考えるのは間違いなく問題だ。
クレームになったら、何をおいても
すぐに素直に、自分の非を認め
詫びることが一番大事だ。
そして、上司の協力を得て、それを
挽回する行動をすぐに起こす。
無事解決できたしても、二度と同じ
過ちを犯さないようにする工夫が
必要なのは当然だ。
おそらく、仕事のできる人たちでさえ
大小様々な失敗を繰り返しながら成長
してきたと思う。
ただし、それは、タダの失敗では決して
終わらせていなかったはずだ。
それを教訓としたはずだ。
「考えて考えて、手抜せずにやる」
もし、失敗したとしても
1 失敗してクレームになる
↓
2 やましさがないから、
すぐ報告し詫びる
↓
3 挽回の行動をすぐおこす
↓
4 すぐだから解決も早い
↓
5 次の仕事に打ち込む
というサイクルを回すことだ
逆に、仕事のできない人は
「こりゃ、まずいぞ、どう言い訳
したら怒られないで済むかな?」と
2日も3日も本来の仕事に集中
できず悶々と過ごしてしまう。
だからと言って、失敗(クレーム)の
事実からは逃れることはできない。
そんなことを続けても成長もなければ
最悪、報告が遅れたがために取り返しの
つかない大損害を会社が被ることだって
あり得るのだ。
だからこそ、失敗しても、潔く認め詫び、
上司に報告し、挽回のための行動を即
起こすことで、成長のための糧にする
ことができるだ。
あなたの日頃の行動はどうだろうか?