肩凝りと姿勢②
健康経営という言葉をご存じでしょうか。「健康」と「経営」という身近な言葉がひとつになった「健康経営」は、まだまだ馴染みのない言葉ではないかと思います。
高齢社会に突入している現在、高齢者にし意識が向かいがちですが、高齢者の健康と同じように重要視しなければならいのが、労働人口の高齢化です。若年層の労働者に対する負担が大きくなり、腰痛や肩こりなどの様々な問題を抱えながら仕事をしている人が増えています。政府の試算によると、20年後の2040年には労働人口の20%減少するのです。単純に10年後に10%減少すると考えると、現在100名で仕事をしている企業は、90人、50人のところは40人になります。労働人口が減るだけでなく、労働者の高齢化が進むと、働く人の疾病リスクが高くなります。労働者の減少は、企業の存続にも影響します。仕事はあるが、働く人がいない、動ける人がいないなどの理由で倒産する企業も増えてきているのです。社員の健康に対する企業の投資は、これからの時代、必須になってくるのではないかと思います。
働く人が元気になると、企業の利益も向上します。健康に対する支出は、福利厚生ではなく投資という考え方が重要です。
企業で働く人の問題の一例として、腰痛や肩こりが挙げられます。腰痛は慢性的なもので治らないものとか、予防できないと考えている方もいらっしゃるかと思います。 しかし腰痛は適切な運動をすることで痛みを予防したりすることは出来ます。スポーツ選手が、試合前のウォーミングアップをしたり試合後のクールダウンをするのと同じで、働く人々にもこうした考え方はとても重要です。どのようにすればいいのかは、職場環境やその人の体の状態などによって変わってきます。是非、健康経営に取り組んでみませんか。ご連絡をお待ちしております。