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常盤直孝

スポーツ選手や働く人の身体の不調を調整するトレーナーのプロ

常盤直孝(ときわなおたか) / 理学療法士

フィジカルケア宮崎

コラム

肩こりと肋骨の動き

2020年12月11日 公開 / 2021年2月8日更新

テーマ:健康経営

コラムカテゴリ:美容・健康

コラムキーワード: 肩こり改善健康経営パーソナルトレーニング

 肩こりと肋骨の動きって関係があるの??って思われる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。そもそも肋骨って動くの?って思われる方もいると思います。肋骨は12本ありますが、そのうちの下の2本は浮遊肋といって、背骨にはくっついて動いていますが、胸骨(胸の前にある骨)とは結びつきはなく、宙に浮いたような骨です。この骨の役割も非常に大きいのですが、今回はその点については割愛します。「肩が凝る」という場合、多くは首から肩甲骨に付着している筋肉の緊張が高くなり生じます。筋肉の緊張が高くなるということは、交感神経の活動が高くなっているのですが、筋肉の活動にだけ着目すると、肋骨に対する頭部の位置が前に行き過ぎていたり、横に位置しすぎていると、頭が倒れないように首の周囲の筋肉の緊張が高くなるのです。

肋骨には多くの負担がかかっている

 首の筋肉の多くは肋骨に付着します。肩こりが強い人は、呼吸が浅くなったり、深呼吸時の肋骨の動きに制限がある方がとても多く見受けられます。肋骨は胸の前では胸骨という骨と関節を形成します。うしろでは背骨(胸椎)と関節を形成しており、肋骨の動きはこれらの骨の形状にも依存します。本来であれば、これらの関節の動きは、骨の形に沿ってスムーズに動かなければいけないのですが、実は関節の形に沿ってスムーズに動いている方は多くありません。関節の動きがスムーズになるように、普段から可能な範囲で調整する必要があります。1日中同じ姿勢で仕事をしたり、重いものを持ったりストレスの中で仕事をしていると、関節や骨、筋肉に過度な負荷がかかり、肋骨の動きにも支障が出てくるのです。頭が肋骨よりも前にある方は、肋骨を上から押さえつけているような力が生じているため、胸骨や肋骨の動きに制限がかかり、呼吸が楽にできない状態にあるのです。

深呼吸やストレッチが効果的

 できれば1日に1回はストレッチをすることをお勧めします。具体的にはストレッチポールなどを使って、肋骨がフリーに動けるような環境でストレッチをすることが必要です。肋骨の動きを効果的に引き出すことが出来るポールも販売されており、これらをうまく使って肋骨の動きに着目してストレッチを行ってみてください。寝る前にすると、寝つきが良くなり睡眠不足の解消にもつながります。弊社では肩こり解消のためのストレッチの指導なども実施しています。肩こりが強く、なかなか解消出来ない方には、直接施術やトレーニング指導も行っていますので、お気軽にご相談ください。

整体&トレーニング指導を行っています。是非、こちらものぞいてみてください。https://physical-care-miyazaki.com/?page_id=9

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