- お電話での
お問い合わせ - 090-3667-8350
コラム
肩凝りと姿勢②
2020年11月19日 公開 / 2021年2月8日更新
パソコンを打ったり、スマホを操作する時の姿勢は、背中が曲がって頭が前に出ている姿勢が多いです。これには、日本人に多いスウェーバックという姿勢が要因の一つとして考えられます。スウェーバック姿勢とは、背中(バック)が後ろに移動(スウェー)している姿勢ということです。この姿勢では、首の前の方の筋肉は長くなり、後ろの筋肉は短くなっている傾向があります。つまり、頸部の後ろの筋肉は硬くなっているのです。首の一番上(上位頸椎)と頭(頭蓋骨)をつなぐ筋肉も短縮して硬くなっているのですが、ここの筋肉が硬くなると、頭痛の要因となり、目が疲れやすくなったりします。頭を支えるための首の筋肉が、十分に機能していない状態です。
肩甲骨は肋骨に浮いている
肩が凝ると問題視される筋肉は、僧帽筋という筋肉ですが、その他にも肩甲挙筋という僧帽筋と走行が似たような走行の筋肉があります。作用は違うのですが、これらの筋肉が肩甲骨を肋骨に位置させるのに重要な働きがあります。さらに肩甲骨の前の方には小胸筋や肩甲骨の内側には菱形筋などといった、様々な筋肉が付着しており、これらが適切に働くことが肋骨上で肩甲骨がスムースに動くことを可能にしているのです。肋骨上に浮いている肩甲骨が、しっかり働くためには、肩甲骨周囲の筋肉が柔らかく、しっかり機能する必要があります。肩凝りの解消には、これらの筋肉の機能を改善することが重要なポイントのひとつです。そのためにも、背骨の柔軟性と肩甲骨周囲筋の柔軟性は、セットで考える必要があります。
背骨をしっかり動かしましょう
座っているときに、背骨をしっかり動かしながら肩甲骨を動かすと、効果的に肋骨の動きは変わってきます。やり方が適切であれば、柔軟性が効果的に改善し、筋肉の機能も改善していきます。背骨の動きと肩甲骨の動きにしっかり意識を向けてみてはいかがでしょうか。
整体&トレーニング指導を行っています。是非、こちらものぞいてみてください。https://physical-care-miyazaki.com/?page_id=9
関連するコラム
- 元気に働ける身体を作ろう 2020-11-16
- 鎖骨を動かそう 2020-12-13
- 腰を痛める要因 2020-11-28
- 痛みの出にくい持ち上げ方 2020-11-17
- 肩こりと肋骨の動き 2020-12-11
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
常盤直孝プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
施術中は電話を取れない事もあるため、折り返しご連絡します。メールやホームページ、お電話でご予約の上ご来店下さい。
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。