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AIに声で頼む方法|スマホの音声入力なら、文字を打たずに使える

淵之上政俊

淵之上政俊

テーマ:はじめてのAI

AIのアプリを開いて、頼みたいことは決まっている。けれど、スマホの小さなキーボードで長い文を打つのは、それだけで疲れてしまう。そんなときは、文字を打たずに、声で頼む方法があります。

以前のコラム「AIで何ができる?例を3つ|パソコンが苦手でも、スマホで今日から試せる頼み方」では、人に頼むときと同じ言葉で頼めば十分、と書き、スマホで試せる頼み方を3つ紹介しました。そこで1行だけ触れた「声で頼む」やり方を、今回は順を追って書きます。

結論から書きます。AIのアプリの入力欄の右のほうにあるマイクを押して話し、話し終えたら停止のボタンを押します。話した言葉が文字になって入力欄に出るので、見て直してから送ります。アプリにマイクがないときは、スマホのキーボードのマイクを使います。

1. まず、入力欄の右のほうにあるマイクを押す

ChatGPT(チャットジーピーティー)、Gemini(ジェミニ)、Claude(クロード)のアプリには、文字を入れる欄の右のほうに、マイクの形のボタンがあります。押すと、そのボタンが停止のボタンに変わるので、そのまま、人に頼むときと同じ言葉で話します。Claudeでは、初めて使うときに話す言葉を選ぶので、日本語を選びます(日本語は、まだ試験中の扱いです)。
出典:Claude ヘルプ「Use dictation on Claude mobile」(英語)https://support.claude.com/en/articles/10065434-use-dictation-on-claude-mobile

アプリによっては、マイクの隣に、波の形のボタンもあります。こちらは、AIと声だけで会話するためのものです。最初は、マイクの形のほうを押します。話しても声が文字にならないときは、スマホの設定で、そのアプリにマイクの使用を許可しているかを見ます。それでも動かなければ、4で書くキーボードのマイクを使います。
出典:Claude ヘルプ「Use voice mode」(英語)https://support.claude.com/en/articles/11101966-use-voice-mode

2. 話し終えたら停止を押し、文字を見てから送る

話し終えたら、停止のボタンを押します。すると、話した言葉が入力欄に文字で出ます。まだ送られてはいません。ChatGPT、Gemini、Claudeの3つとも、ここで文字を確かめて、直してから送れます。ChatGPTのヘルプにも、送る前に直せると書かれています。
出典:OpenAI ヘルプ「音声入力 - FAQ」https://help.openai.com/ja-jp/articles/12168547-voice-dictation-faq

声は、聞き間違えられることがあります。とくに、地名や商品の名前、数字です。違うところがあれば、指で打ち直してから、送るボタンを押します。送ったあとで気づいたら、続けて「さっきの〇〇は、△△の間違いです」と頼み直せば足ります。

3. 一度に全部言わなくていい

話すときも、人に頼むときと同じ言葉で十分です。たとえば「宮崎市で、雨の日に子どもと行ける場所を3つ教えて」。答えが思っていたものと違ったら、「もっと短く」「子ども向けに」と、続けて声で頼み直せます。

声に出すと、周りの人にも聞こえます。人のいる場所では、声ではなく指で打って頼みます。また、アプリのマイクで話した声は、文字にするためにAIの会社に送られます。お客様の名前や連絡先をAIに入れないのは、声でも文字でも同じです。

4. アプリにマイクがないときは、キーボードのマイク

アプリにマイクのボタンがないときは、文字を打つときに出てくるキーボードを見ます。マイクの形のボタンがあれば、話した言葉が入力欄に文字で入ります。どこにあるかは、機種によって違います。キーボードのマイクは文字を入れるところまでなので、見て直してから、自分で送ります。

iPhoneでキーボードにマイクがないときは、設定の「一般」→「キーボード」で、「音声入力を有効にする」をオンにします。
出典:Apple「iPhoneでテキストを音声入力する」https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iph2c0651d2/ios

Androidのスマホでキーボードにマイクがないときは、Googleが出しているキーボードのアプリを入れると、キーボードの上のほうにマイクが出ます。アプリは、Google Playで「Gboard(ジーボード)」と探して入れ、入れたら画面の案内に沿って設定します。
出典:Gboard ヘルプ「音声で入力する」https://support.google.com/gboard/answer/2781851?hl=ja

キーボードにもマイクが見つからなければ、無理に声で頼まなくても大丈夫です。指で打っても、同じように頼めます。

まとめ

  • 入力欄の右のほうのマイクを押して話す。波の形のボタンは会話のためのもの
  • 話し終えたら停止を押し、出てきた文字を見て、直してから送る
  • アプリにマイクがないときは、キーボードのマイクを使う


小さなキーボードで打つと、時間がかかるうえ、途中で面倒になって、伝えたいことを削ってしまうことがあります。話すなら、人に頼むときのように、思いついた順に全部言えます。AIに渡せる材料が増えるので、家や職場など、声を出せる場所なら、私は、打つより声で頼むことをお勧めします。

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専門家

淵之上政俊(AI・ITコンサルタント)

MAIFYラボ

AI・ITの導入を前提とせず、業務の流れを整理するところから始める業務改善コンサルティングを提供。SE歴25年超の経験を生かし、ツールの選定から導入、必要に応じた開発、定着まで一貫して支援します。

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