朗読劇 「悪女について」 仙台公演 ダイジェスト
平成26年の9月から、月1回のペースで 朗読ボランティア に伺っている 「ギャラリー杜の音」
77回目 の令和3年9月は、以下の 3作品 を朗読しました。
① 林 木林 : 文 ・ 岡田 千晶 : 絵 「こもれび」
② 林 真理子 : 作 「美貌と処世」 より 「ソバとタミフル」
③ 向田 邦子 : 作 「父の詫び状」 より 「身体髪膚」
① 林 木林 : 文 ・ 岡田 千晶 : 絵 「こもれび」
こもれび をめぐり、小さな草花たちが繰り広げる群像劇。
何気なく過ごしてしまいがちな日々も、愛おしく大切に過ごしたいと感じさせてくれる作品です。
今回は、 岡田千晶さんの絵も見て頂きながら、
田中さんが「小さな草花たちの思い」を丁寧に語ってくれました。
杜の音の皆さんも、優しい笑顔を浮かべながら、じっくりと聞いて下さいました。
② 林 真理子 : 作 「美貌と処世」 より 「ソバとタミフル」
作家ならではの鋭い考察と、日々の精力的な交際と遊び、仕事から生まれる至言の数々。
欲望全開の女たちが活躍する現代を、まるごと味わい疾走し続ける人気作家のエッセイ集。
今回は、忙しく生きる「現代人」の様子を綴った「ソバとタミフル」を紹介。
今回は、「杜の音」初参加の 佐々木さんが「林 真理子の世界観」を、
生き生きと表現してくれました。
杜の音の皆さんも、楽しそうに聞いて下さいました。
③ 向田 邦子 : 作 「父の詫び状」 より 「身体髪膚」
「身体髪膚 之ヲ父母ニ受ク 敢テ毀傷セザルハ 孝ノ始メナリ」
体に残る小さな傷を通しての、向田さんの家族への思いが温かい眼差しで描かれた作品です。
杜の音の皆さんは、向田さんと同世代の方が多いので、いつも熱心に耳を傾けて下さいます。
読んでいる間の 皆さんからの「笑い声」や、読み終わった後の「拍手」
「楽しかった」 の声が「朗読して良かった~」と思う瞬間です。
そうした声を励みにして、これからも「朗読ボランティア」を続けていきたいと思っています。
当日の詳しい模様は、こちらをご覧ください!
https://www.stage-up.info/contents/cat9/cat23/-38.php