朗読ボランティア  「杜の音通信」(No.76)

長野淳子

長野淳子

テーマ:朗読

平成26年の9月から、月1回のペースで 朗読ボランティア に伺っている「ギャラリー杜の音」



76回目 の令和3年8月は、以下の 3作品 を朗読しました。


① 立原 えりか : 文 ・ 清水 耕蔵 : 絵 「天人女房」
② 川端 誠 : 絵  落語絵本 「みょうがやど」
③ 向田 邦子 : 作 「眠る盃」 より 「青い水たまり」

① 立原 えりか : 文 ・ 清水 耕蔵 : 絵 「天人女房」

  

おなじみの「羽衣伝説」の物語。



「天女」の水浴びを見かけた男「みかる」は、一目ぼれをして「羽衣」を隠してしまいます。



今回は、 清水耕蔵さんの絵 も見て頂きながら、
田中さんが「羽衣伝説」を丁寧に語ってくれました。
杜の音の皆さんも、じっくりと聞いて下さいました。

② 川端 誠 : 絵  落語絵本 「みょうがやど」



『茗荷を食べ過ぎると物忘れをする』という言い伝えを悪用して、
客の忘れ物を巻き上げようとした宿屋の夫婦。



みょうがづくしで客に忘れ物をさせて、ねこばばしようと考えた。
さて、その果てにお客が忘れていったものは・・・



今回は、堀さんが 落語調の会話 を、生き生きと表現してくれました。
杜の音の皆さんも、楽しそうに笑いながら聞いて下さいました。

③ 向田 邦子 : 作 「眠る盃」 より 「青い水たまり」

 

1979年に出されたエッセイ集。
タイトルの「眠る盃」は、「荒城の月」の一節「めぐる盃」を
間違えて覚えてしまったという話からきたもの。



今回はその中から、水着にまつわる思い出を綴った「青い水たまり」を、朗読しました。



杜の音の皆さんは、向田さんと同世代の方が多いので、いつも熱心に耳を傾けて下さいます。



読んでいる間の 皆さんからの「笑い声」や、読み終わった後の「拍手」
「楽しかった」の声が「朗読して良かった~」と思う瞬間です。
そうした声を励みにして、これからも「朗読ボランティア」を続けていきたいと思っています。

当日の詳しい模様は、こちらをご覧ください!
https://www.stage-up.info/contents/cat9/-37.php

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