朗読ボランティア  「杜の音通信」(No.75)

長野淳子

長野淳子

テーマ:朗読

平成26年の9月から、月1回のペースで朗読ボランティアに伺っている 「ギャラリー杜の音」



新型コロナの影響で、2月以来5か月振り
75回目 の令和3年7月は、以下の 3作品 を朗読しました。


① たかし よいち : 文 ・ 石倉 欣二 : 絵 「鉢の木」
② ポール ・ ガルドン : 作絵 ・ きたむら よりはる : 訳 「さるとわに」
③ 向田 邦子 : 作 「眠る盃」 より 「字のない葉書」


① たかし よいち : 文 ・ 石倉 欣二 : 絵 「鉢の木」

  


佐野に語り継がれていた伝説が、江戸時代に浄瑠璃として有名になった物語。



石倉欣二さんの挿し絵が、物語の中の世界観をとても素敵に表現しています。



今回は、田中さんが 「時代物」 を丁寧に語ってくれました。
杜の音の皆さんも、しっかりと聞いて下さいました。

② ポール ・ ガルドン : 作絵  「さるとわに」  

  

さるを食べようとしている 「わに」 と、
それからなんとか逃れようとする 「さる」 の知恵くらべのお話。



ポール・ガルドン さんの絵が、とてもいい味を出しています。



今回は、堀さんが 「わに」 と 「さる」 の会話を、生き生きと表現してくれました。
杜の音の皆さんも、楽しそうにうなずきながら聞いて下さいました。

③ 向田 邦子 : 作 「眠る盃」 より 「字のない葉書」



1979年に出されたエッセイ集。
タイトルの 「眠る盃」 は、「荒城の月」 の一節 「めぐる盃」 を
間違えて覚えてしまったという話からきたもの。



今回はその中から、お父さんの手紙・はがきにまつわる思い出を綴った
「字のない葉書」 を、朗読しました。



杜の音の皆さんは、向田さんと同世代の方が多いので、いつも熱心に耳を傾けて下さいます。
中には、涙を拭いながら聞き入って下さる方もいらっしゃいました。



読んでいる間の 皆さんからの 「笑い声」 や、読み終わった後の 「拍手」
「楽しかった」 の声が 「朗読して良かった~」 と思う瞬間です。
そうした声を励みにして、これからも 「朗読ボランティア」 を続けていきたいと思っています。


当日の詳しい模様は、こちらをご覧ください!
https://www.stage-up.info/contents/cat9/-32-1.php

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言葉には話す人の思いが宿ります。「生きた言葉」を日頃から使って、物事を人生をいい結果に導きましょう。ステージ・アップは、司会・朗読・講演・講座など様々なシーンに合わせて「生きた言葉」をお届けします!!

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