「 チラシに魅かれて観た芝居 」
2020年12月15日 ㈬ 多賀城市文化センター 小ホールにおいて
「女性のための朗読会」が開催されました。
新型コロナの影響で「今年は朗読会の開催をは無理」と 諦めてかけていたところ、
宮城県シルバー人材センター連合会 様 からご依頼を頂き、出演の運びとなりました。
今日は、出演者の声をお届けします。
① 『君へ。つたえたい気持ち三十七話』 より
私はいつも長野先生から「作品とのご縁」をいただいていると思っています。
長野先生からいただく「作品との出逢い」は、たいへん貴重です。
今回の「モーニング・コール」は「コミュニケーション」をテーマにした作品で、
2019年のステージ・アップの朗読会に続き、二度目の朗読となりました。
親しみのある作品で、引き続き愛情をもって稽古に励みましたが、
1回目よりブラッシュアップしなければ・・・と思えば思うほど、
空回りしているように感じてしまい、なかなか思うように朗読できずにいました。
そんな私に、長野先生は、人物像、情景、文章には書かれていないその先の想像力・・・
つまり、奥行き を感じさせる読みのアドバイスとヒントで
「モーニング・コール」 の世界を紐解いてくださいました。
そして、物語をしっかり自分の心にとめ、自分の言葉で表現できるよう読み込んでいくうちに、
主人公の男性の「心情」と、自然な声の「表情」をつかめたように思えたのです。
② 「アイウエオの陰謀」 より 「人体の言い分」
こちらの作品も以前「ライブリーディング・ブーケ」で上演されたもので
親しみを持って稽古にのぞみました。
というのも、私の中では「憧れの作品」たちだったからなのです。
以前「人体の言い分」を朗読された、ステージ・アップの朗読メンバーの皆さんの、
ユーモアあふれる表現と、メンバーのお人柄もあいまって、
物語の中にぐいぐい引き込まれる空気感が大好きでしたので、
今回、私もその一員になれるのが大変光栄なことでしたし、楽しく朗読することができました。
「女性のための朗読会」を終えて、長野先生が導いてくださる「朗読の魅力」を、
ステージ・アップの朗読メンバーと心を一つにして、皆様にお届けできたことへの「喜び」と、
朗読会に参加させていただきましたことに「感謝」の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。 (小笠原清子)
当日の詳しい模様は、こちらをご覧ください!
https://www.stage-up.info/contents/cat9/kiyoko/post-136.php