朗読ボランティア 「杜の音通信」(№ 58)

長野淳子

長野淳子

テーマ:朗読

平成26年の9月から、月1回のペースで朗読ボランティアに伺っている 「ギャラリー杜の音」
令和元年7月は、以下の4作品を朗読しました。

① 犬丸 りん 作 「んまんま」 より 「指輪大根」
② 角田 光代 作 「今日もごちそうさまでした」 より 「もろこし衝動」 
③ ナンシー・ホワイト カールストローム 作 「リリィおばあさん なげキッス!」
④ 浅田 次郎 作 「勇気凛凛ルリの色」 より 「忘却について」

① 犬丸 りん 作 「んまんま」 より 「指輪大根」

 

いろんな食べ物には、いろんなおいしさがあって、
いろんなおいしさにはさまざまな思い出がいっぱいつまっている。
笑えて、おいしく、懐かしい、食べ物エッセイ集。



今回は加藤さんが、普段はつけない 「結婚指輪」 をはめて、読んでくれました。
杜の音の皆さんも、クスッと笑いながら楽しんで下さったようです。

② 角田 光代 作「今日もごちそうさまでした」より「もろこし衝動」

   

ひとつひとつの食材に愛情がこもっていて、楽しく読める1冊です!
角田ファンはもちろん、食べることに関心がある人にもお勧めです!



今回は松高さんが、わざわざ 「トウモロコシ」 を持参して読んでくれました。
杜の音の皆さんも、うなずきながら聴き入ってくれました。

③ ナンシー・ホワイト カールストローム 作 「リリィおばあさん なげキッス!」



セーラ は、むかいの小さな家にひとりで住むリリィおばあさん と大の仲良し。

「リリィおばあさん、なげキッスしよう!」

遊びに行った帰り際に交わす、おばあさんとセーラのなげキッスは、
「いつまでもおともだちね!」 っていうふたりだけの合図。



今回は田中さんが、セーラの可愛らしさとその心情を、とても上手く表現してくれました。
杜の音の皆さんも、目を細めながら聴き入ってくれました。

④ 浅田 次郎 作 「勇気凛凛ルリの色」 より 「忘却について」



「小説家になるために小説のような人生を歩んでしまった」 と著者自身が冒頭で書いています。
その小説のような人生経験を元に、色々な出来事や体験を歯切れの良いエッセイにしてあります。

 

今回は宮崎さんが、軽妙なタッチでその世界観をうまく表現してくれました。
杜の音の皆さんも、声を上げて笑っていらっしゃいました。



読んでいる間の 皆さんからの 「笑い声」 や、読み終わった後の 「拍手」
「楽しかった」 の声が 「朗読して良かった~」 と思う瞬間です。
そうした声を励みにして、これからも 「朗読ボランティア」 を続けていきたいと思っています。


当日の詳しい模様は、こちらをご覧ください!
https://www.stage-up.info/contents/cat9/cat23/-7-1.php

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言葉には話す人の思いが宿ります。「生きた言葉」を日頃から使って、物事を人生をいい結果に導きましょう。ステージ・アップは、司会・朗読・講演・講座など様々なシーンに合わせて「生きた言葉」をお届けします!!

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