高齢者施設のひな祭り行事|芥川龍之介 「雛」の朗読会
11月16日㈰ せんだいメディアテーク7階の スタジオシアターにおいて
ステージ・アップ主催の朗読劇 「悪女について」 が上演されました。
この作品は、以前NPO日本朗読文化協会の会員で、東京と横浜で上演したもので、
今回は、私が主宰するステージ・アップの朗読メンバーで上演しました。
有吉佐和子原作のこの作品は、「魔性の女」 「稀代の悪女」 と言われた、
実業家 「富小路公子」 の死の真相を、一人のルポライターが、解き明かしていくというもので、
彼女を知る8人の男女が、インタビューに答えるという形で 「富小路公子」 が浮かび上がっていきます。
当日は、開場30分前からぞくぞくとお客様がお見えになり、受付には長蛇の列。
また、出演者へのお祝いの花束やプレゼントなどが続々と届き、受付けは大わらわ。
会場内もほぼ満席状態で、開演前から熱い熱気に包まれました。
東京と横浜の公演と同様に、今回も 「朗読劇」 と銘打って 「一人芝居」 のスタイルをとりましたが、
出演者それぞれに、持ち前の個性と力を存分に発揮してくれて、
お陰様で、無事おさめることが出来ました。
公演には、何年かぶりに再会した学生時代の友人や、朗読講座の受講生、
更に、東京や秋田など遠方からのお客様もおいでで、終演後のロビーはそれはそれは賑やかでした。
当日皆様から頂いたアンケートには
●有吉作品が好きでいろいろ読みましたが、27人の証言を8人にしぼるのは大変な演出力だと思います。
●新しい視野を拡げる機会をありがとう御座います。今後とも頑張って下さい。
●今回の会場、スケールと音響が良かったと思います。エンディングの曲も良かったです。
●初めての参加でしたが、予想していた以上にとてもおもしろく、楽しかったです。
●とてもステキで来て良かった! これからも様々な作品を楽しみにしています。
●お一人お一人がそれぞれ演じていらっしゃるのが分りました。
●それによって、難しいくだりも客に十分伝わりました。楽しく想像以上のものでした。
●初めて参加でしたが、話を聞きながら物語にのめり込んでいました。
●個性(キャラクター)が強く出ていて素適でした!! 表情の演技は見習いたいです。
●公子の話し方は皆一様で、その姿が見えるようでした。レベルの高さに感心しました。
等々、本当に有り難い感想をたくさん頂きました。
皆様から頂いた 「言葉」 を糧に、これからも文字に命を吹き込みながら
「言葉を心の窓にして」 様々な作品を伝えていきたいと思います。
あらためて、今回の公演にお越し頂いた皆様に
そして、たくさんの応援を頂きました皆様に、心からのお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
ステージ・アップのホームページに、公演の模様を写真入りで詳しく掲載しています。
是非ご覧ください!!
http://www.stage-up.info/cat6/post-61.php