「花子とアン」 の言葉たち 「何かを楽しみに待つということは・・・」
NHKの連続テレビ小説 「花子とアン」 から、目が離せなくなっています。
これは、 『赤毛のアン』 の翻訳を手がけた、村岡花子さんの半生を描いたドラマですが、
アンと村岡花子さんには、不思議なほど共通点がたくさんあります。
ドラマには 『赤毛のアン』 になぞらえたエピソードが、随所に散りばめられていて、
そこには、本当にたくさんの 「すてきな言葉」 も、ちりばめられています。
「曲がり角の先には、何があるか分からない。でも、きっと良いものにちがいない」
戦争のさなか、日本がこれからどうなっていくのか先の見えない不安な中で
自分の生きた証に、この作品だけは翻訳して世に残したいと、
防空壕の中にまで持ち込んだ作品 「アン オブ グリンゲイブルス」
その最終章で、マリラとグリーンゲイブルズを守るために大学への入学を諦めたアンが、
自分の決意を述べるシーンで、夢をあきらめないという思いで語られた 「アンの言葉」 です。
人生には本当に次から次へと 「曲がり角」 が現れ、その先に何があるかわからない。
だからドキドキワクワクするもの。
いいことも、そうでないことも、何ひとつ無駄なことはなく、そのすべてには、意味がある。
心が折れそうになった時こそ、こうした 「言葉の力」 を借りて、マインドアップできたらいいですね!
5月に、東京の洗足池図書館で 『赤毛のアン』 を読ませて頂きましたが、
10月には、母校の学園祭で、また 『赤毛のアン』 を読むことになっています。
今から楽しみにしています。
洗足池図書館での朗読会の模様はこちら
http://www.stage-up.info/person/cat1/post-199.php
洗足池図書館での朗読会の感想はこちら
http://www.stage-up.info/person/cat1/post-200.php