高齢者施設のひな祭り行事|芥川龍之介 「雛」の朗読会
学生時代、教育実習の国語の授業で生徒たちの前で小説を読んだのが
「朗読」 との大きな出会いだったと思います。
あの時の生徒たちの食い入るような眼差しと、作品を聞き入るピンと張り詰めた教室の空気を、
今でもはっきりと覚えています。
その後、フリーアナウンサー・ナレーター・そして時々役者(?)などの仕事を通して様々な作品に出逢い、
「表現者」 である 「読み手の担う役割」 を常に強く意識しながら 「朗読」 を続けています。
「朗読」 の世界は、本当に奥が深く、味わい深い世界だと思います。
ひとつの 「作品」 を 「読み手」 として 「聞いて下さる方」 に届ける時
作者は、この作品をどんな思いで書いたのだろう・・・
この作品を通して 何を伝えたかったのだろう・・・
色々なことを考えながら 作品とじっくり向き合って、読み込んでいきます。
「朗読」 は 「文字」 に魂を吹き込んで 「生きた言葉」 にする作業です。
「朗読」 には読み手の 「声」 を通して、読み手の 「人柄」 「感性」 「捉え方」 「表現力」が
否応なく表われます。
ひとつ間違えたら、作品を全く違うものにしてしまう 「怖さ」 もあります。
ですから 「読み手」 は、常に自分の 「感性」 や 「表現力」 を磨かなければなりません。
そうして 「作品」 が 「読み手」 の声を通して 「聞いて下さる方」 に、きちんと届いた時、
初めてその 「朗読」 は、成り立ったと言えるのだと思うのです。
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