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リスクマネジメントの目的③~現場の混乱・属人化を減らす

田丸伸二

田丸伸二

テーマ:リスク管理・リスクマネジメント

「あの人にしか分からない」という業務に不安を感じていませんか?
中小企業の経営者が抱える現場の混乱や属人化は、適切なリスクマネジメントで解消できます。内部統制の第一歩は、誰もが迷わず動ける仕組み作り。リスク管理で現場を楽にするヒントをお伝えします。

「〇〇さんじゃないと分からない」「担当者によって判断がバラバラ」……。
そんな状況に、経営者として「もしものことがあったら」と、ふと不安がよぎることはありませんか?

例えば、街の定食屋さんをイメージしてみてください。 ベテラン料理人の「目分量」で保たれている味は魅力的ですが、その人が休むとお店が回らなくなってしまいます。経営におけるリスクマネジメントも、これと同じです。特定の誰かに頼りすぎる「属人化」を防ぎ、誰でも同じ品質で動ける「レシピ(仕組み)」を作ることが、会社を守るリスク管理の正体なのです。

現場が迷わなくなる3つのステップ

内部統制と聞くと難しく感じますが、要は「みんなが安心して働ける整理整頓」のこと。具体的には以下の3つを整えていきます。

•判断基準を明確にする
現場が「これはOK、これは相談」と自分で判断できるラインを引くことで、社長への確認待ちを減らします。

•業務のやり方を整理する
ベテランのノウハウを共有可能な形にまとめ、担当者が不在でも業務が止まらない状態をつくります。

•トラブル時の対応を決めておく
いざという時の「火消し役」や手順を決めておくことで、二次被害や混乱を防ぎます。

経営者が「本来の仕事」に集中するために

中小企業において、仕組み化は決してスタッフを縛るためのものではありません。むしろ、現場の「どうすればいいの?」という迷いを消し、経営者であるあなたが、現場の火消しではなく「未来の投資」に時間を使えるようにするためのものです。

※テーマ別コラム
バックオフィス
リスク管理・リスクマネジメント
コンプライアンス・ハラスメント教育
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田丸伸二
専門家

田丸伸二(中小企業診断士)

たまる中小企業診断士事務所

30年以上の管理部門経験を持つ中小企業診断士が、中小企業の内部統制・リスクマネジメント・コンプライアンス教育を支援。ガバナンスを整え、中小企業の経営改善と持続的成長を実現します。

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