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伊藤俊輔

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伊藤俊輔(いとうしゅんすけ)

京極・出町FP相談

コラム

子どもの医療費のポイントを押さえる。

子ども

2011年10月31日 / 2017年7月4日更新

 私たちが病気やケガで病院へ行く際には、いわゆる「3割負担」ということで、
 かかった医療費の3割を窓口で支払います。

 0~2歳の乳幼児については、この自己負担割合が2割と優遇されています。
 さらに、多くの自治体には、子どもの医療費に関して独自の上乗せ補助の仕組みが
 準備されています。京都市では「子ども医療費支給制度」といいます。

 京都市の仕組みのポイントをご紹介します。

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<追記>
京都市の子ども医療に関する最新情報はこちらです。

■2015年9月より京都市子ども医療費支給制度の対象が中学卒業までに拡大!
 http://mbp-kyoto.com/money-2nd/column/14268/
 あわせてご確認ください。

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■2007年9月以降の仕組み

・入院
  0歳~小学校を卒業するまで
    月200円(1医療機関あたり)

・通院
  0歳~2歳まで
    月200円(1医療機関あたり)
  3歳~小学校に入学するまで
    月3,000円(※)


 ※ 1ヶ月に受診した通院費(複数の医療機関にかかっていればすべて)の
  合計が3,000円を超えた場合、申請することで超えた額が払い戻されます。

  払い戻しの期限は5年です。
  この手厚い3,000円の制度が始まって4年が経ちました。
  領収書さえ残っていれば大丈夫ですので、該当しそうかなと思われた方々は
  ぜひ一度ご確認くださいませ。


 なお、この「子ども医療費支給制度」は、健康保険証とは別の”受給者証”が
 必要です。京都市では各区役所の窓口で手続きできます。

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<参考情報>
 ■2007年8月までの仕組み
  ・入院
     0歳~小学校に入学するまで 【変更】
       月200円(1医療機関あたり)
  ・通院
     0歳~2歳まで
       月200円(1医療機関あたり) 【同じ】
     3歳~小学校に入学するまで
       月8,000円(※) 【変更】
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 結婚や出産、住宅購入の際に、生命保険の加入を検討される方々や
 それまで加入されていた保障内容を見直しされる方々が多いと思います。

 その際にたくさんの情報に触れることで、子どもに対しても何か保険(保障)をと
 考えられる方々(特にお母さん)の割合が高いように感じます。

 その多くは、COOP共済のジュニア18コースや府民共済の子ども型に加入されて
 いるように感じています。
 (相談を受ける立場にありますので、その実感で書かせていただいています。)


 しかしながら今回ご紹介した京都市のケースでは、
 小学校を卒業するまでの子どもが入院しても
 医療費は月に200円しかかかりません。


 子どもが入院したら親が付き添わないといけない、
 そのためには仕事を休まないといけない、
 そのための保障だという考え方もあります。
 考え方はいろいろあっていいと思います。


 お住まいの地域の仕組みをそれなりに把握することで、
 過剰な心配の必要性は無くなるように感じます。

 参考までに、長岡京市・向日市・宇治市の通院については、
  0歳~3歳まで
    月200円(1医療機関あたり)
  4歳~小学校に入学するまで
    月3,000円(※)
 さらに、亀岡市の通院については、
  0歳~小学校に入学するまで
    月200円(1医療機関あたり)
 京都市よりも若干手厚くなっていたりします。

 ちなみに、京丹後市の通院についてはすごいです。
  0歳~小学校を卒業するまで
    月200円(1医療機関あたり)


 確かに子どもの病気やケガも不安かもしれません。
 子ども向けの保険商品が安いのも事実です。
 今回ご紹介したのはあくまでも医療費ですので、実際の入院や通院では
 他にも費用がかかってくることにも理解が必要です。

 しかし、生活費、子どものための費用、趣味、住宅ローンをはじめとした住居費、
 将来の教育費、自分たちのための貯蓄などなど、保障をたくさん買っている場合
 ではないケースも見受けられます。

 保障と貯蓄のバランス。
 手元資金を増やすことのたいせつさも知っておいていただきたいです。

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 なお、子どもに対する保障が不要だと主張しているわけではありません。
 加入するのが当たり前のように考えていただきたくないだけです。

 先日の子ども手当に関するコラムでも書きましたが、
 家計の支出全般についてそれなりに把握し、自主的な家計コントロールを
 身につけていただいたり、大きな支出について見直していただくことが
 たいせつなことであることは間違いありません。

 ぜひお住まいの地域の仕組みを調べてみてください。


<参照過去コラム>
 ・医療保険は本当に必要か。
   http://mbp-kyoto.com/money-2nd/column/3473/ 

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 ご意見・お問い合わせはこちらから。
  https://mbp-kyoto.com/money-2nd/inquiry/personal/

 日々をつづった日報はブログにて。【2009年9月より更新中】
  http://kyogokudemachifp.blog14.fc2.com/

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 京極・出町FP相談 ~お金にもセカンドオピニオンを~
 http://money-2nd.com
 
 

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