電源は入るが、エアコンが運転しないときは
最近、インフルエンザが流行っていますね。
空調設備にかかわる私としては、
温度と湿度でインフルエンザ対策を考えています。
インフルエンザウイルスは高温多湿に弱く、
中でも湿度の影響はかなり大きいようです。
前回のコラムで取り上げた加湿器は、
この話でいくと大きな役割を果たします。
湿度50%を目安にしてもらうといいでしょう。
ただし65%にすると感染率が上がるとの論文もあり、
高くすればいいというものでもないようです。
次に温度ですが、エアコンで簡単にできます。
22~24℃での暖房運転でお使いいただければ、
ウイルスの生存率を低下させる効果が期待できます。
温度は高いほど効果があるようですが、
屋外と室内の温度差が大きくなるのは良くないでしょう。
みなさんが元気でお過ごしいただくご参考に!