コラム
東大阪エアコン火災訴訟で思ったこと
2011年1月28日 公開 / 2011年3月29日更新
昨日ラジオで、
東大阪の女性がエアコンからの出火が原因で
自宅が全焼したとして損害賠償を求めた訴訟で、
和解とのニュースを聞いた。
5年前の4月に発生した火事で、
消防署では室内外機の連絡線のショートか、
エアコン本体からの出火の可能性を指摘し、
出火原因は特定しなかったようだ。
訴えられたエアコンメーカーと家電量販店は、
どちらの責任かで話がつかず、
裁判所は原因特定の難しさと原告への配慮から
和解勧告をしたようだ。
私ははっきり言って、
エアコンをお買い上げ下さった原告の気持ちを
メーカーも量販店もしっかり受け止めていたのかと思う。
原告であるお客様に
もう少し誠意ある対応がとれていれば、
訴えられることもなかったのではないだろうか?
それが被告間での責任のなすりあいで時間が過ぎたなら、
同じものを取り扱う者としては正直つらい。
お客様としっかり向き合っていきたい私としては、
このニュースをひとつの教訓として、
これからも空調設備に情熱を注いでいきたいと思う。
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