どう見るかを決めるのは自分自身
例えば、
休日前に、隣席の同僚が電話していて、電話相手の都合で休日出勤になったとします。
そして、そのやりとりが、あなたの耳に入ったとします。
例えばですからね
あなたは?
1.その電話のやりとりも知らないし、自分には関係ないし、そもそも聴いてないし、と無関心。
2.聴いてたけど、同僚が決めたことだから、自分がとやかく言うことでもないし、静観。
3.「相手の都合に合わせてたら休めないよ。ちゃんと言うべきことは言わないと」とアドバイスする。
4.「出勤するのは自由だけど、休日出勤手当はつかないからね」とクギをさす。
5.「仕事のコントロールもできないなんてバカだなぁ」と、口に出さないまでも、見下す。
6.「休日出勤なんて大変だねぇ」と同情してあげる。
7.「明日出勤するの?どうかした?」と声をかけて、話を聴く。
8.「◯◯さんにも都合があるでしょうに、相手に合わせてあげる姿勢、見習おうと思います。ありがとう」と、声をかける。
さぁ、何番のやりとりがある組織の雰囲気がいいんでしょうね?
1と2は、無関心。
互いに、自分の仕事をしていればいい、殺伐とした雰囲気になります。
3から6は、自分目線。
相手に関心はもっているけど、自分目線でジャッジしている。口に出せばモメるし、出さなくても空気感で互いに感じる。
8は、多少自分目線だけど、相手への勇気づけの言葉があることで、「自分だけが頑張っている」感が軽減される。
7が、相手の関心に関心をもつ姿勢。
もしかしたら、相手はイヤイヤ休日出勤するのかもしれないし、逆かもしれない。
どんな思いなのかに関心をもって聴くことが大事。
1から6の組織が、7や8の雰囲気に変わったら、イイと思わない?