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コラム

横の関係での関わり

2022年9月29日

テーマ:組織改革

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 企業研修人材育成 研修

7月の話。

小学2年生の息子に
「ちょっと相談あるんやけど聞いてくれる?」

と、前週お父さんとお母さんの17年目の結婚記念日だったこと、仕事が忙しくて記念日を過ぎてしまったこと、
この週末にお母さんにサプライズをしたいことを伝えました。

「一緒に考えてほしんやけど、どうかな?」と真剣に相談しました。

返ってきた言葉は、

「17年なんやぁ、長いなぁ。凄いなぁ。わかった!任せといて!」

と、とても小学2年生とは思えないような返し。

さっそくブツブツと何か考えてる。

あれして、これして、こうしよう、とポンポン決まっていく。

部下指導においても同じですが、相手を下に見たり、自分基準でジャッジしたりしていると、
相手はそれだけの力しか出せませんし、そもそもヤル気も起こりません。

私が息子を子供扱いしていたら、そのレベルでの話しかできなかったでしょうし、そもそもこんなに前のめりで考えてくれたでしょうか?

息子に対してはもちろん、会社でも常に「横の関係」を意識しています。

息子が自分で考え、発案し、私もそれに同意共感したことなので、
その週末の動きもキビキビしていました。

お昼ご飯もサッと済ませ、出かける用意をして、まだゆっくりしたい私を引っ張ってサプライズの準備。

明らかに普段とは違う様子なので、何かやろうとしていることは妻にバレバレ。

それでも息子なりに精一杯サプライズを演出し、何のサプライズかは隠し通した。

妻も喜んでくれたし、息子も満足したようだし、結果、今までで一番盛り上がった結婚記念日になりました。

この記事を書いたプロ

太田英樹

介護業界をコーチングコミュニケーションで幸せにするプロ

太田英樹(株式会社インサイトハウス)

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