空気感最優先

太田英樹

太田英樹

テーマ:組織改革

「空気感最優先」

私が一番こだわっていること。

例えば、
私がお伝えしているコミュニケーション研修では、

「相手目線になってみることで、相手の言動にイラだったりしなくなることもありますよ」

という類いの話もしますが、

いろんなことが起こる日常の中で、いつもいつも「相手目線」になれるわけではないですよね。

そんな菩薩様のような方はなかなかいません。

みんな、他人とケンカしたいと思ってないし、わざわざイライラしたいと思わない。

でも、イラッとしちゃうこともある。

人間ですから。

そんな時に、

「あ、今イライラしてるなぁ。なんでそうなったのかなぁ。本当はどうしたいのかな。」

って、ちょっと冷静に考えてみるとか、
少しフォーカスを変えてみる、ということができたら、自分自身も楽だし、場の雰囲気を変えることもできる。

イライラしない、相手の言動に反応しない、そんな決め事をしても、100%実践はまず無理。

「イライラしないと決めたのに、イライラしてしまった」

という失敗体験になってしまうので、逆効果になります。

できない決め事、約束は無意味どころか、マイナスになります。

ちなみに、息子とも「できない約束」はしません。

叱ることがないわけではないですが、
叱っても、「またやってしまいそうなこと」を「もうしないって約束できる」って言っても、
結局またやってしまい、また叱られる、の繰り返しになるだけで、

「叱られたくないからやらない」

となるか、

「叱られるだけだから、またやってもいい」

を学習するだけなので、実行できる約束だけします。

と、話がそれましたが、

私の場合は、
イライラしない、って決めても、またイライラしてしまうので、
イライラに繋がりそうなことは出来るだけ避ける。

避けられないなら、イラッとした自分を認める。

「そりゃあ、あの人のあの態度はイラつくよね」

と、自分に寄り添う。

そのうえで、

「だからこそ、次はどうする?」

と未来を見ることで、マイナス感情から出来るだけ早く抜け出す。

私はそうしています。

何が正解かなんて、わたしにもわかりませんし、コーチングは正解を導き出すスキルでもありません。

自分や自分の周囲にとってプラスと思える選択をすること。

私の「空気感最優先」にはそんな意味があります。

なので、イラッとしたことを指摘されても、

「イラッとしましたが、何か?」

といった感じ。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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