執着を手放す

太田英樹

太田英樹

テーマ:組織改革

「◯◯しなければならない」を基本的に手放しています。

一番極端な例を挙げると、

「仕事をしないとお金が稼げない」

「お金がないと生活できない」

がわかりやすい。

個々の事情は違えど、多くの方はそうですよね。

財テクや親の遺産で暮らしている人だって、お金があるから暮らしていけるわけで、
そうでなければ、生活のために仕事をしないといけない。

あくまで、私見ですが、
そんなことは、他人に言われるまでもないですし、
特別に意識しなくても、みんなわかっていることです。

なので、私はあえて手放しています。

「じゃあ、あんたは仕事しないの?お金いらないの?」

と言われるかもしれませんが、そうではありません。

意識しなくても「する」のであれば、意識しなくてもいいし、
そのぶん、別のところに意識を向けたほうがいい。

もっとありきたりな言い方をすると、

「必死にやっても、楽しんでやっても、仕事は仕事」

だったら、楽しんだほうがいい、と私は思っています。

もちろん、必死にやるほうが生産性が上がるとか、結果が出る、というのなら、それはそれでオッケー。

ただ、人間は必死になると、必然的に視野が狭くなります。

視野が狭くなると、周りが見えなくなり、ミスが増えたり、周囲に気づかいができなくなります。

なので、あなた自身は結果を出せても、周りの生産性が落ち、
組織全体で見ると生産性が低い、ということにもなりかねません。

個人事業ならともかく、組織で働く場合、あなたの働く目的はお金であっても、組織全体で見ると、組織の目的があるわけですから、
それを満たさないと、みながハッピーになれません。

仕事、お金という観点だけでなく、いろんなことが同じように言えます。

なので、私は「しなければならない」を手放しています。

この「手放す」には、さらに効果効能があります。

いわゆる「執着」をしなくなるので、空気感が良くなります。

空気感が良くなると、周りでイイことが起こるようになります。

いや、正確に言うと、
イイことに気づけるようになります。

日々の喧騒の中では気づけない、周囲のちょっとした心遣いや、「ありがとう」と言いたくなることが増えます。

そんな副産物が、さらに空気感を良くしてくれます。

職場や家庭で、「空気が重いなぁ」とか思うことがあったら、いろいろ手放してみてください。

結果的にその場の空気が変わるかもしれませんよ。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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