自分の言葉
よく他人に気を使うタイプの人は、
人の意見を聞かない人、
好き勝手にやっている人、
空気を読まない人に対して、
「うらやましいなぁ。自分もそんなふうに生きられたら幸せだろうなぁ」
とうらやましく感じたり、
「1人で生きてるんじゃないんだから、もう少し協調性もてよ!」
と、腹立たしく感じたりすることがあります。
自分にはできない生き方をうらやましく思ったり、否定したくなりますよね。
私もそうだったので、若い頃に一時期、好き勝手やってみたことがありました。
やってみて思ったのは、
1.好き勝手やっているように見える人も、私たちには見えていない悩みや気遣いをもっている
2.好き勝手するのは、決して楽ではない
3.自分に合わない生き方は、苦痛でしかない
ということ。
自分や他人を否定する生き方には、幸福感がないと思います。
周りの目線を気にしながら生きていくのがツライなぁ、と思っても、
それを忌み嫌い、否定するのではなく、
「だからこそ、良かったことは?」
って考えてみて。
「他人の顔色をうかがう」という性質は、
自分の欠点ではなく、
その性質だからこそ、場の空気を読むことができる、他人に気遣いができる、
という長所。
そう思った時から、生きることが楽になりました。
他人の言動や環境も、どんな角度から見るかで、見え方が変わります。
自分自身もそう。
短所と見るか、長所と見るかはフォーカス(焦点の当て方)次第。
他人が自分のことをどう見るかは、相手の自由であり、自分には関係ない。
自分自身が、自分の1番の味方になってあげることが、ストレスフリーに生きるコツ。