いかに自分も周りも幸せになるか
とある施設の相談員さんと話した時の会話。
相談員さん
「先日、利用者さんのご家族からクレームがあったんですが、
内容を聴くと、明らかにうちのスタッフが悪かったんです。
なので、謝罪しようと思ったんですが、部長はダメだと言うんですよ。理解できないですよ。
あぁーあ、辞めよかな」
私
「そんなことがあったんですね。部長に反対されたその瞬間はどう思ったんですか?」
相談員さん
「こっちが悪いのに利用者さんに謝罪しちゃいけないって、何考えてんだって思いましたよ」
私
「何考えてんだ!そりゃ、そう思いますよね」
「で、その時、部長は何思ってますか?」
相談員さん
「・・・」
「太田さん、何かわかった気がします」
私
「というと?」
相談員さん
「立場的にいろいろあるんだろうなぁ、ってふと思いました」
私
「立場的にいろいろある?例えば?」
相談員さん
「その当事者のスタッフの気持ちとかもあるし、同じ謝るにしても時と場所を考えないといけないとか」
私
「あーそうかぁ。なるほど!部長はそういうことを考えたかもしれないですね」
相談員さん
「自分の立場でしか考えてなかったですけど、部長の立場だからこそってこともありますもんね」
私
「なるほど、それに気がついたんですね」
相談員さん
「なんだか、また頑張れそうな気がしてきました。ありがとうございました」
私自身は、コーチングの形だとかどうとかまったくこだわりはありません。
なんとなく話して、なんとなく気分良くなってもらって、頑張れるようになったらそれでオッケー!