立ち話コーチング

太田英樹

太田英樹

テーマ:コーチングコミュニケーション

とある施設の相談員さんと話した時の会話。

相談員さん
「先日、利用者さんのご家族からクレームがあったんですが、
内容を聴くと、明らかにうちのスタッフが悪かったんです。
なので、謝罪しようと思ったんですが、部長はダメだと言うんですよ。理解できないですよ。
あぁーあ、辞めよかな」


「そんなことがあったんですね。部長に反対されたその瞬間はどう思ったんですか?」

相談員さん
「こっちが悪いのに利用者さんに謝罪しちゃいけないって、何考えてんだって思いましたよ」


「何考えてんだ!そりゃ、そう思いますよね」
「で、その時、部長は何思ってますか?」

相談員さん
「・・・」
「太田さん、何かわかった気がします」


「というと?」

相談員さん
「立場的にいろいろあるんだろうなぁ、ってふと思いました」


「立場的にいろいろある?例えば?」

相談員さん
「その当事者のスタッフの気持ちとかもあるし、同じ謝るにしても時と場所を考えないといけないとか」


「あーそうかぁ。なるほど!部長はそういうことを考えたかもしれないですね」

相談員さん
「自分の立場でしか考えてなかったですけど、部長の立場だからこそってこともありますもんね」


「なるほど、それに気がついたんですね」

相談員さん
「なんだか、また頑張れそうな気がしてきました。ありがとうございました」

私自身は、コーチングの形だとかどうとかまったくこだわりはありません。

なんとなく話して、なんとなく気分良くなってもらって、頑張れるようになったらそれでオッケー!

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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