実績や根拠は客観的・具体的に【芸術家・パフォーマーの助成申請のヒント3】
2020年7月6日に文化庁から「文化芸術活動の継続支援事業」の概要が発表されました。
多くの芸術家・パフォーマーが対象になると思いますので、ぜひご覧ください。
募集概要のリンク↓↓
https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/pdf/20200706_01.pdf
多くの芸術家・パフォーマーの皆さんが様々な企画を考える必要が出てくると思います。
別のコラムで、企画書作成にアウトラインやマインドマップが便利だと書きました。今回は、
・100円ショップで買える情報カードの活用術
について触れたいと思います。普段パソコンをあまり使わないアナログ派の人におすすめしたい方法です。
※アウトラインやマインドマップについては、こちらのコラムをご覧ください。
書く内容がまとまらない時は、アウトラインやマインドマップを活用
https://mbp-japan.com/kyoto/jugglertakyu/column/5058194/
情報カードは、企画発案にも使えるアナログツール
情報カードはB6くらいの大きさの厚めの紙でできたカードです。最近では100円ショップで買うこともできます。受験生の時に暗記のために使ったことがある人もいると思います。
情報カードは、暗記だけでなく、企画発案のために使うことができます。
1.これからやってみたいと思うことと、関連したキーワードを1枚につき1ワードを目安にとにかく書き出して、ストックしておきます。
2.後でカードを見直します。
3.カードを見直して、このカードに書いてあることと別のカードに書いてあることを組み合わせたら面白そうだと思ったものをいくつかピックアップします。
4.手書きのノートやアウトライン、マインドマップなどを利用して、さらにアイデアを練り上げていきます。
情報カードのことを「京大式カード」と呼ぶ人もいます。元々情報カードはフィールドワークや文献収集で得たデータを並び替えて研究のアイデアをまとめていくために使用されていたものです。暗記よりも企画発案の方がむしろ相性がいいのです。
小さな情報カードをその場で並び替えることができるのは、パソコンにはないメリットです。普段パソコンを使わないアナログ派の人にこそおすすめです。
実際の使用例
昨日ボードゲーム・アナログゲームの効用に関する記事を私が運営する情報サイトで更新しました。この記事も、情報カード(+アウトライン機能)を用いて作成しました。
実際にストックしてあったカード(字がめちゃくちゃ汚いですね・・)から5つをピックアップし、ボードゲーム・アナログゲームの効用というテーマにまとめられそうだと思いつきました。カードを元にアウトライン機能を用いて文章の骨格を決め、実際に文章を作成しました。
作成に要した時間は大体80分くらいです。文章のリンクはこちらです↓↓
日常生活のちょっとした笑いを増やすきっかけに!中高年世代にこそボードゲーム・アナログゲームをおすすめする理由
https://laugh-and-health.com/2020/07/06/20200706/
私は情報サイトやマイベストプロのコラムのテーマを決めるのに活用していますが、動画配信や観客へのPRなど、様々な企画の発案に使えますよ。
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https://www.humor-therapy.com/
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原稿の雰囲気を知りたい方は、私が運営する情報サイトをご参照ください。
https://laugh-and-health.com/