山科わっはっは体操その2【高齢者施設・交流サロンのレクリエーション26】
今日から「山科わっはっは体操」を1つずつ紹介します。体操は全部で5つあります。
パタカラ競争
最初の体操は、「パタカラ競争」という名前がついています。手をたたく、段々スピードアップするといった要素を加え、口腔ケアに必要な「パタカラ」の発声を楽しく行います。
1.「パ」、「タ」という発声に合わせて、手をたたきます。
2.「カ」、「ラ」という発声に合わせて、手で膝を叩きます。
「パ」「タ」「カ」「ラ」という順番で声を出すように、1と2を10回繰り返します。徐々に発声のテンポを上げていきます。
3.「パ」「タ」「カ」「ラ」を10回言い終わったら、膝を叩きながら、「ワ~」と明るい声で笑いながら言います。
上に書いた一連の流れを2セット行います。
※座ったままでも、立った状態でもかまいません。
※手をたたくことが難しい人は、気持ち手を添えるだけでもかまいません。
※10回できついようでしたら、回数を減らしても問題ありませんが、10回2セットくらいの長さがあった方が効果が期待できます。
物を口に入れて飲みこむまでに使う筋肉を動かす
口腔ケアに携わる医療や介護の現場では、「パタカラ」という発声法はよく知られています。「パタカラ」という発声によって、食べ物を口に入れてから飲み込むまでの一連の動作で使う筋肉を効率よく動かすことができます。山科わっはっは体操では、楽しく発声できるように、レクリエーション風のアレンジを加えています。
口腔ケア、オーラルフレイル予防の意義については、こちらの記事もご参照ください。
口腔ケア・オーラルフレイル予防の意義【高齢者施設・交流サロンのレクリエーション24】
https://mbp-japan.com/kyoto/jugglertakyu/column/5048792/
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