長寿の秘訣はきょうよう・きょういく【すぐに話せる「笑いと健康」ミニエピソード3】
このシリーズでは、笑いと健康にまつわるユーモアのある短いエピソードを紹介しています。プレゼンやレクリエーションのあいさつやちょっとした雑談の際に話せるネタとして覚えておいて、いざというときに話してみてください。今回は笑点でお馴染みの林家木久扇(旧木久蔵)師匠が参加した実験にまつわるエピソードです。
※昔のエピソードであるため、その当時のお名前に従って、木久蔵師匠と表記します。
木久蔵師匠の名言
関節リウマチの患者さんを対象とした落語会を開催し、血液の成分を調べて笑いの効果を検証しました。噺家は林家木久蔵(今の木久扇)さんです。落語を聞いて大笑いした後には、血液の痛みを示す指標の数値が改善していたそうです。
もちろん、リウマチは大変な病気ですので、笑っていれば治るわけではありませんが、少しの間痛みを忘れるのに効果があるようです。
木久蔵さんは、後日血液検査の結果を聞いて喜んで、
「うまく行ったのはキクゾーと言う名前だからですね」
と言ったそうです。
※このエピソードは、以下の出典を元に作成しています。本当にキクゾーと言ったそうです。
昇幹夫(2015)『最新版 笑いは心と脳の処方せん』二見書房
実験に関するより専門的な解説については、別のコラムで原典となる論文を引用して改めて解説したいと思います。
※プレゼンに笑いをプラスして楽しいお話にする技術については、「プレゼンに笑いをプラスするコツ」シリーズもぜひご覧ください。
総集編 元の性格は変えられなくても、楽しいプレゼンの技術は磨けます
https://mbp-japan.com/kyoto/jugglertakyu/column/5027420/
今回のミニエピソードのプレゼンでの使用例も取り上げています。
第34回 パワーポイントは笑いを生み出すのにも使えるツール
https://mbp-japan.com/kyoto/jugglertakyu/column/5023516/
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