こんな課題ありませんか? 成果は上がるがチームは疲弊、チームは和やかだが目標未達・・・
プレイングマネージャーとは?
プレイングマネージャーとは、自らもプレイヤーとして現場の業務を行いながら、同時にチームのマネジメントも担う役割の人を指します。現場の最前線でプレイヤーとして成果を出しつつ、部下の育成やチームの目標達成への指揮も行うため、「プレイヤー(実務担当者)」と「マネージャー(管理職)」の両方の役割を兼任し、両方の目標達成が求められるのが特徴です。
プレイングマネージャーの課題
・業務量が膨大になり、プレイヤー業務もマネジメント業務も中途半端になるリスクがある。
・プレイヤーと管理職の板挟みになり、ストレスを抱えやすい。
・評価基準が曖昧になりがち
プレイングマネージャーの時間管理のポイント
1.優先順位の「見える化」と判断軸の確立
・タスクの峻別: 全タスクを洗い出し「プレーヤー業務」と「マネージャー業務」に明確に分類します。
・判断基準: 全体の成果最大化のため「緊急度と重要度(アイゼンハワー・マトリクス)」に加え「自分(マネージャー)でしかできないか?」を判断軸の最優先にします。
・最優先: 「緊急かつ重要」なマネジメント業務(例:トラブル対応、意思決定)。次に優先: 「緊急ではないが重要」なマネジメント業務(例:部下育成、戦略立案)
・「やらないこと」の決定: 自分でなくてもできる業務、効果の低い業務(ムダな会議や資料作成など)を明確に「やらない」と決め、時間を生み出します。
2. 権限移譲(デリゲーション)の積極的な活用
・委任の徹底: 自分の業務のうち、部下の成長につながる業務、または標準化された業務を積極的に権限移譲します。
・マイクロマネジメントの排除: 任せた後は細かく口出しせず、結果と期限にフォーカスします。頻繁な進捗確認や質問対応に時間を奪われないようにします。
・失敗の許容: 部下が挑戦し、失敗から学ぶための最小限のフォローに留め、失敗を恐れず委任できる心理的安全性を確保します。
3. 時間の確保とブロック化
・集中時間の確保: 「マネジメント・タイム」や「プレーヤー・タイム」など、役割ごとの時間をカレンダー上でタイムブロッキングし、他の予定を入れないように守ります。特に、マネジメントに必要な思考時間を確保します。
・非対面での情報共有: 業務の進捗報告など、情報共有に特化した会議は極力チャットやツールでの共有に置き換え、対面会議の回数を減らします。
・会議時間の短縮: 会議を削減・短縮するための工夫(目的・アジェンダの事前共有、時間厳守など)を徹底し、自分の時間が消費される会議を減らします。
4. 部下の自律・自立と育成を通じた時間創出
・1on1の効率化: 1on1ミーティングを定期的に行い、部下の課題や悩みを早期に把握・解決することで突発的な相談やトラブル対応に時間を取られるのを予防します。
・自律・自立の促進: 部下が自分で判断し、解決できるための育成を重視します。自分で考える習慣をつけさせることで、「上司に聞かないと進まない」状況を減らします。
プレイングマネージャーは自身のプレイング業務に「期限」や「範囲」を設定し、現状の把握から始めるのが近道です。直近1週間のカレンダーを振り返り、何%が「自分の作業」で、何%が「チームのため」の時間だったかを確認することから始めてみて下さい。
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