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森田祐司プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

大谷翔平選手に考える「Be・Do・Have」の法則

森田祐司

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テーマ:キャリア自律


Be(あり方)を持つ重要性

「Be・Do・Have」の法則では、理想の結果 (Have) は、理想の行動 (Do) によってもたらされ、その行動 (Do) はあり方 (Be) に強く影響されると考えます。

Be (あり方): どんな自分でありたいか
Do (行動): そのあり方に基づき、何をするか
Have (所有・結果): その行動の結果、何を得るか

Beを持つ重要性は、全ての起点(エンジン)となるためです。

行動の源泉となる: 自分が「どうありたいか」が明確だと、取るべき行動(Do)が迷いなく決まり、行動に一貫性と質が生まれます。

大谷翔平選手の「Be、Do、Have」とは

Be (あり方): 野球への取り組み姿勢、向上心、仕事観や人生観
Do (行動): 準備、トレーニング身体、用具のメンテナンス
Have (所有・結果): ワールドシリーズ優勝50本塁打、50盗塁、二刀流

Beを見つけるための方法

「Be」を見つけるには、最終的な理想の状態(Have)から逆算して、その時の「自分」をイメージするのが効果的です。

1.Haveを明確にする
まず、手に入れたい結果や状態(例:年収、人間関係、健康など)を具体的に書き出します。
2.「その時の感情」と「特性」を問う
・「その結果を手に入れた時、どんな気持ちでいるだろうか?」
・「その結果を手に入れた自分は、どんな人だろうか?(どんな特性を持っているか?)」(例:「満たされている」「安心感がある」「人に対して寛大である」といった形容詞で表現する)
3.Beを定める
・その形容詞や感情を最も端的に表す言葉を「私は〇〇である」という形で定義します。これが目指すべき「Be(あり方)」になります。

この「Be」を日々の意識の土台に置くことで、行動(Do)が変わり、望む結果(Have)へと繋がっていく、というのがBe、Do、Haveの法則の重要な点です。

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森田祐司
専門家

森田祐司(人材開発・組織活性化専門コンサルタント)

株式会社キャリアリーダーシップラボ

経営課題の解決と人材育成の知見を有し、人と企業の成長を促す多彩なプログラムで実践的な研修を実施。ビジネスススキルの習得やチーム力強化のほか、企業ごとの人材開発戦略を構築するコンサルティングも

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