GRIT(やり抜く力)を鍛える!

40代~60代のミドル・シニア社員のイキイキに必要なものとは?
40代~60代のミドル・シニア社員2,300名を対象に実施した調査の結果によると、40代の躍進を促す個人のキャリア意識として社会貢献意識、仕事を通じて成長実感、仕事における自己効力感がプラスの影響を与えていることがわかりました。
また50代以降の躍進行動についても、仕事を通じた専門性の向上など一貫して「内的キャリア観」がプラスの影響を与えていることから、40代~60代のミドル・シニアの躍進を促す重要なキャリア意識であることがわかります。
内的キャリア観とは
社会に与える意義や自分にとってのやりがいに基づいて仕事を捉える態度のことを「内的キャリア観」と呼びます。
貢献意欲、専門性向上・発揮を図るにはどうすれば良いか?
・経営層がベテラン社員活躍の重要性を理解し、積極的に推進する姿勢を示すことが不可欠
・ベテラン社員の方々のニーズや希望を丁寧にヒアリングし、取り組みに反映させることが重要です。一方的な押し付けではなく、主体的な参加を促すような働きかけが重要
・社員の価値観やキャリア志向は多様であり、画一的な施策ではなく、社員が自身の興味や目標に合わせて選択できるような多様な機会を提供することが望ましい
・活躍している社員の事例を積極的に社内外に発信することで、他の社員のモチベーション向上や、企業のイメージアップにつなげる
等がまずは重要なポイントと言えます。
ベテラン社員活躍推進研修
弊社では40~60代の社員の方々の更なる活躍を推進するため、コンサルティングや研修を多く実施しています。以下の研修カリキュラムでは「自分自身の強みや貢献価値を知り、まだまだその発揮場面があることに気づき、能力を試していこう!挑戦してみたい!と思えるようになる」をゴールに研修を実施をしています。
【研修カリキュラム】
・オリエンテーション
本研修のゴール、進め方の確認、受講者同士の関係づくり
・キャリアチャート振り返り
ポジティブ(成功)体験から発揮できたスキル・行動、ネガティブ(挫折や失敗)経験から発揮すべきスキル・行動について理解を深める
・価値観の明確化
価値観見取り図を使い、自身が大事にする価値観を明確化し、価値観を満たす方法・行動を策定する
・強みを知る(強みの他者診断)
自身の強みをマインド、スキル・資格・経験等の観点から再確認する
強みが発揮できたエピソードから自身の強みの自己肯定を図る
・強みを活かす(強みの掛け算によりチャレンジする)
再確認できた強みを組み合わせチャレンジできることを明確にする
・発揮したい貢献価値(貢献意欲を満たす)
自身の価値観に合致し、強みが発揮できる貢献場面を考え、貢献できる行動を具体化する
・まとめ
本日の研修内容を踏まえ、ポイントが理解でき、行動するきっかけが得られている
ベテラン社員は会社にとって不可欠な存在です。そんなベテラン社員の更なる活躍に目を向けた施策をこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。
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